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タニーとマツ・アサクサ珍道中
珍道中 その 1
ある晴れた金曜日、噂の刑事トミーとマツならぬ、Vivid Camera 関係者のタニー(大谷)とマツ(まつばら)は、脱力系アートカメラとして名高い HOLGA by Polaroid こと通称ポラホルガ(さらに略せば、ポルガ)を抱えて、浅草は雷門の前に集合した。
写真の楽しみ方にも色々あれど、ここはひとつ原点に戻って道の向くまま気の向くまま、2人でブラブラと歩きながら、シャッターをパチパチ(いや、そんなに高級な音は出ないから、カチャカチャか)押そうという魂胆である。
はてさて、この珍道中、どうなりますことやら…。
文:まつばらあつし
写真:大谷和利 / まつばらあつし

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珍道中 その 1page1ページサムネイル1
珍道中 その 2page2ページサムネイル2
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大谷和利_プロフィール_写真Sicon_home大谷和利
[テクノロジーライター]
デジタルカメラのみならず、トイカメラやクラシックカメラ、ステレオ写真、パノラマ写真など、「視覚の冒険」全般に興味がある。デジタルカメラマガジン(インプレス刊)にメーカー各社の未公開プロトタイプの取材記事を連載中(11 月号は新製品ラッシュだったので 1 回
休載)。
Vivid Camera の今後の展開は、僕自身、とても楽しみにしている。
記事ブロック_画像_写真
asakusa1.jpg
今回は冒頭だけに登場する脇役カメラだが、17mm という超広角レンズと周辺光量の落ちが
何とも嬉しい「撮りっきりコニカ Waiwai ワイド」による、タニーとマツのセルフ・ツーショット
独特の「即・ブツ・感」がたまらないポラホルガ

 まず、挨拶もそこそこにタニーが取り出したのは、使い切りカメラ「撮りっきりコニカ Waiwai ワイド」。これで、とりあえずは撮影一行の証拠写真として、タニーとマツのセルフ・ツーショットを撮っておこうという算段である。

 掟破りとも思える異種カメラの登場に、ややとまどいながらも腕を伸ばしてシャッターを押すマツ。しかし、こうしたツーショットは、焦点距離 17 mm(!)、最短撮影距離 40 cm というとんでもない超広角レンズを搭載した、わいわいワイドだから可能なのであって、まあ、真打ちポラホルガを登場させる前の前座のような存在だ。

 そして、当たり前の事だが、ポラホルガを使い始めると、すぐには撮影結果が見られない使い切りカメラのもどかしさを感じるのだった(今撮ったツーショットの写りはどうなのか?)。
asakusa2.jpg
浅草寺境内(マツ撮影)。ポラフィルム独特の色合いと、ホルガのプラ5の芯のない描写が一体となって、妙に懐かしい映像世界が現出する。ちなみに、フィルム上でのイメージは、中央ではなく、下寄りのこの位置にこのサイズで焼き付けられる
 
 マツはフラッシュ内蔵のポラホルガ 120SF にカラー、トニーはスタンダードな 120S にモノクロと、それぞれのカメラに異なるフィルムパックを入れて、いざ仲見世へ。
 マツのフラッシュ付きの 120SF は一見有利かと思われたが、その光は実にホルガらしい気弱なもの。それを知ってか知らずか、タニーは汎用の外付けフラッシュユニットを 120S のアクセサリシューに取り付け、いざというときに備えていた(何と、120SF のほうにはアクセサリシューがなく、その気弱な内蔵フラッシュのみで勝負するという潔さだ)。

 と言うのも、ポラホルガに装填できる 80 シリーズのポラロイドフィルムパックは、感度が ISO 80、ISO 100 と来て、次は一気に ISO 3000(!)になってしまう強烈なラインナップ。一般撮影用に ISO 100 を入れてしまうと、日陰ではフラッシュが必須となる(実際には、多重露光というチカラワザも使える)。
03.peel.jpg
保護紙を剥がした直後のポラ写真は、生まれたてといった感じで、まだ表面が濡れている(後述する木場公園周辺でのショット)。
これが乾くのを待ちながら、さて次の被写体は…などと思いをめぐらすのもポラホルガならではの優雅さか
 さらに、ホルガには 2 段階の絞り切り替えスイッチが付いているものの、内部に連動する機構がない(!)。もちろんシャッタースピードも固定なので、1つの露出設定で日中、日陰、フラッシュ撮影のすべてをこなすという超絶的カメラなのである。

 それにしても、ピールアパートタイプのポラフィルムだけが持つ撮影のリズム感は実に楽しい。撮影直後にフィルムをシャーっと引き出して 30〜90 秒(気温やフィルムの種類で変化)待ち、おもむろに保護紙を剥がしてイメージが表れたときには、(それが成功作であっても失敗作であっても)デジタルカメラとは異質な感動がある。

 単にインスタントなのではなく、直前に現実から切り取ったイメージが「紙焼きというブツ」になることに感激するのだ。
04.atts02.jpg
2 つとして同じポラホルガはない!

 昼時に入った食事処で、タニーがマツのポートレートを撮る。
 本来、ポラホルガにはポラロイドホルダーの装着によってレンズから遠ざかったフィルム面に対する結像を補正するための補助レンズが付属している。裏ワザ的にこれを外して撮影すると、被写体まで 35 cm 程度の近接撮影が可能になるのだ。

 暗い店内でのフラッシュ撮影は、ご覧の通りの怪しい雰囲気となった。
 画面右下に走る光の筋は、どこからともなく侵入した光漏れ。個々のホルガは指紋のようにそれぞれ個性的な写りをするが、それが嫌ならば、自分で手を入れて遮光性を増してやれば良いだけのこと。

この「完璧な不完全さ」もポラホルガの魅力の1つであり、海外には好みの写り方をするホルガを求めて何台も購入し、比較検討するユーザーまで居る始末である。
 その後も、タニーの撮影結果の 8 割に、この光線引きが発生したが、出ないときにはまったくと言って良いほど出ない。不可思議なり、ポラホルガ。
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日本ポラロイド社ウエブサイト
http://www.polaroid.co....
日本ポラロイド社公式 web サイト
POLAHOLGA に関するページ
http://www.polaroid.co....
POLAHORGA の詳しい情報はココからどうぞ
POLASTYLE
http://www.polastyle.co...
ポラロイドファンのつくる楽しいサイト
80 シリーズフィルムガイド
http://www.polaroid.co....
HOLGA で使う 80 シリーズのピールアパートフィルムに関する詳しい情報はこちら
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