 |  |  | | | GTV のオイルと水 | | GTV のオイル交換 |  | | 今回は、GTV 購入先であるアレーゼ名古屋でメンテを行い、GTV と相性が良いと感じられるオイルや添加剤と、冷却水関連の整備を紹介しようと思う。思えば原因不明のエンスト(メインハーネス接触不良)や、知人の GTV アイドリング不良など、難しいトラブルでいつも助けてもらったのだった。 |  | 文・写真:カズ内山
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|  |  |  |  |  |  | カズ内山 [会社員] |  |  |  | | 中部 VividCar 特派員です。出たばかりの新型 SAAB 9-3 Sport Sedan より、まだ見ぬ OPEL VECTRA GTS 5 Door がどうも気になるこの頃です。オーディオも大好きです。お気軽にメール下さい。 |  |
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 |  |  | あれれ、なんかクサイぞ !?
それに気付いたのは、昨年末。寒〜い日だったが、ヒーターを最強にして暫くしたら、なんか、重くて甘〜いニオイが足元から漂ってきたのである。イタリア雑貨店で買ったアルファフレグランスの残り香かと思ったが、それにしても妙に甘い、甘すぎる。暫くしたら消えたので忘れていたが、忘れた頃に何回か再発した。
これは何かあると思い、思い返すと・・・どうもニオイは暖かい日から寒くなった日やその逆で、エアコンの温度設定を変えた時に感じたような・・・気がする。
エアコンがにおうのは、コンプレッサーを入れたときや切った時(雪のマークの入った SW を入切する時)が多いので、それかとも思ったのだがどうも違う。 |  |  |  |  |  |  |
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 |  | 甘いニオイ・・・。思い出した! エアコンの温度調整は、足元のプラスチック製ヒーターバルブやエアコンダンパーを、温度設定ノブに繋がったワイヤーでコントロールしているのだが、このバルブが弱く、真っ二つに裂けたり、ヒビが入ったりして LLC(ロングライフクーラント:冷却水のこと)が足元にダダ漏れになった例がいくつもあることを。そして、この LLC、暖まっていると甘〜いニオイがするのである。
GTV 購入先の正規ディーラー:アレーゼ名古屋のメカである岩田さんに、クーラントのニオイを訊くと、確かに甘いと。バルブの動きも急に渋くなってきているので、サービスチーフの神戸さんに、部品発注と週末の交換作業予約をお願いした。 |
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 |  |  |  |  | MOTUL LE MANS 15 W 60(ショウルーム内)(左) SUPER ZOIL(右) |  |
|  |  | GTV のオイル交換
ヒーターバルブ交換の一週間前、約半年経ったオイルの衰えを感じ、また、後述の熱心な友人の薦めもあって、GTV のオイル交換を行った。GTV の 24 V エンジンはバルブクリアランスのメンテフリーを狙い、HLA(ハイドロリック・ラッシュ・アジャスタ)が組み込まれている。12 V の TB は、HLA は組み込まれておらず、アジャスタスクリューとシム交換で調整になる。
ところが低粘度のオイルでは、HLA だけではなく他からのカチャカチャ音やメカノイズが高まるので、純正の 10 W 40 より高粘度のオイルを使用する方が良い結果が得られると聞いていた。
今回、友人の元 GTV TB 乗りで、現 PORSCHE Boxter を愛用する N 氏から、100 % 合成油である MOTUL 300 V LE MANS SAE 15 W 60 と非テフロン系添加剤の SUPER ZOIL の組み合わせを勧められ、試してみることにした。友人曰く、MOTUL オイルは、甘〜い(また・・・)良い匂いがするというのだが、確かに不快ではない匂いがする。各種 MOTUL オイルはアレーゼ名古屋の標準オイルでもあるので、標準 10 W 50 オイルの匂いもかいだが、同じような匂いであった。アレーゼでは ZOIL の扱いは無い(友人談:国内 H 社ディーラーで入手可能らしい。バイクで有名になった添加剤だとか。)ので、今回は持参した 450 ml 全量を添加させていただいた。
※なお、添加剤は自己責任で入れてください。 相性が悪い、効果がわからない、不具合が生ずるなどについて、一切の責任は持てません。
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 |  | 正面のピットでリフトアップされ作業は進む。
エレメントは、GTV の場合奥まったところにあるが、V 6 エンジンとしてはやり易いところにある。作業性最悪は、156 V 6 で、ブロックについたオイルクーラーを介してエレメントを装着する関係でクリアランスが小さくなり、手は入らない、回せない、で大変なのだそうである。
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 |  |  |  | | エレメントの位置は(左) オイルを抜く(中央) ZOIL の注入(右) |  |
|  | なるべく多くのオイルを抜き、ドレンプラグのガスケットを新品にしてオイルを注入。
余談だが、GTV オーナーズクラブ内で話題となった GTV RHD 車の白煙事件(オイルがブローバイから回って白煙を噴き、吹けなくなる)の原因の一つらしいのだが、どうもオイルゲージの長さが短い個体(異品混入?)があり、必然的にオイルを入れすぎる結果オイルを噴くものがあるらしい。聞いた話しなので確実なことは言えないのだが、経験した方は一度同型他車との比較をお勧めする。 |
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 |  | オイル交換の効果はどんなクルマでも感じられるが、今回のオイルに限って言えば、その効果は絶大であった。まず、エンジン音が静かになった。アイドリング時、エンジンのメカニカルノイズは目立たず、低い排気音がはっきりと響く。現在、交換後数 100 km を走っているが、高回転での伸びやストレスの無さは多くの人が体感できるレベルだと思う。さらさらしたオイルを使ったエンジンフィールを好む人にはお勧めできないが、もともと中低速のトルク感を重視し、各部のクリアランスが大き目といわれる AlfaRomeo のエンジンには向いていると思う。高価だがそれだけの価値はある。
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|  |  |  |  | |  |  |  |  | アルファロメオ GTV の足 足回りのチューニングは、そこそこ費用がかかる上に具体的な数値で相談出来るわけではないので、どうしても「フィーリングが合う」とか「話がしやすい」とかの感性でチューナーと接することになる。だが、今回はちょっとちがった。寺島氏が VividCar 編集部を訊ねてきてくれたときに彼の愛車は GTV(2L、ターボ仕様)だったのだ。
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