 |  |  | | | キャディラックのイメージを一新! CTS は欧州車を超えたのか?! | | CADILLAC CTS 試乗記 |  | | アメリカを代表するプレステージカーであるキャディラックが今、変わろうとしている。その兆候は、1 クラス上のセビルが発表されたころから感じ取れた。さて、この CTS はどのようなクルマとなったのだろうか? |  | 文 :斉藤 敦 写真:河津秀昭・斉藤 敦
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|  |  |  |  |  |  | 斉藤 敦 [WEB プロデューサー] |  |  |  | | イタリア車が大好きなワタクシ。がしかし、最近、欲しいと思うイタリア車は1,000万円級のものばかり。うーむ、どうしたものか。しかし、ランチアの日本再上陸のニュースなど、ここ最近は再び息を吹き返してきたイタリア車には要注目ですぞ。 |  |
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 |  |  |  |  |  | | シャープな線と面で構成され、面と面、線と線の結合部はくっきりしていてシャープ |  |
|  |  | お株を奪われた?!
かつて、アメリカでキャディラックに乗るということは、”成功の証”のようなもので、それはアメリカンドリームの象徴のようなものだった。しかし近年は、そのお株をメルセデスや BMW、レクサス等に奪われたという。
本当なのかアメリカ( L.A )帰りの VividStyle 担当の伊藤君にその辺りのことを聞いてみると、
「そーっすね〜僕がいた L.A だとヤングエグゼクティブ達は、セダンに限ると BMW が一番人気じゃないっすか〜キャディラックに乗った若い人はあんまり見ませんね〜」
とのこと。そして横にいた柴田さんが
「ヤングエグゼクティブ達の中で、スポーツカーだとポルシェが強いらしいよ」
うーむ、どうやら真実らしい。。。
そして今回、日本に新たに導入された CTS は日欧州車をライバルに見立て、今までのように北米マーケットを中心にデザイン・開発されていたものから、欧州を含む全世界で通用するクルマとして、デザイン・開発されたという。
キャディラックの復権を狙ってデザイン・開発されたこの CTS は、はたして欧州車や日本車を超えることが出来たのだろうか?
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 |  |  |  | | センターパネルがドライバーの方に向けられていることからもドライバーズカーであることが理解出来る。プラスティックパーツの質感はもうちょっとがんばって欲しい |  |
 |  | | シートは前後ともボリュームたっぷりでホールド性も良い。シート表革に質感がもっと高くなれば満点 |  |
|  |  |  | 新しいキャディラック
シャープな線と面で構成されたエクステリアは、まるで彫刻のような印象を受ける。他のラグジュアリーカーとは異なる一歩進んだスタイリングと言っていいかもしれない。もちろん、伝統のエッグクレートグリルや 1965年にキャディラックで最初に採用された縦型ヘッドライトをモチーフとしたフロントヘッドライトなどキャディラックであることの主張も忘れていない。新しさと伝統がうまく調和された他には無い独特なスタイリングだ。
室内に乗り込むと、まずビックリするのがその質感。以前のキャディラックを知っている人がみたら漠然とするくらいに質感のレベルが上がっている。とはいっても、国産車から乗り換える方には不十分と感じるかもしれない。というのは、試乗車だけの問題かもしれないが、接着部から接着剤が少量ではあるがはみ出していたりと多少の造りの荒さが見えた。
続いて気になる走りだが、この CTS には 2.6L と 3.2L の共に V6 エンジンを搭載したモデルがラインナップされている。 最初、2.6L モデルに試乗したが、高回転までスムーズに回るエンジンと BMW にも搭載されていた素早いシフトチェンジができる、出来の良い 5AT のおかけで十分にスポーティー。高回転まで回すとがさつになるエンジン音が唯一不満なところだ。
3.2L モデルは排気量が大きいのだから当然といえばそうなのだが、低速域でのトルクも太く、低速域からでも十分に加速する。イメージ的にはより従来のキャディラックのイメージに近い。ラグジュアリーカー的な要素を一番に大事にするならこちらのエンジンの方が良いだろう。
乗り心地は従来の”アメ車”とは違い、ドイツ車的。低速域では多少路面の凹凸を拾うものの、高速域ではがっちりと安定し乗り心地は良い。ハンドリングは、ドイツ車のような重厚感はあまり感じられないが自然なフィール。箱根の山道も適度に楽しめる。街中では、最小回転半径が、5.3m と FR レイアウトを採用したおかげもあって非常にコンパクトであるため運転しやすい。 |
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 |  |  |  |  | | 個人的には、2.6L モデルで AT のセレクタを操作して、エンジンを回して乗りたいので、買うなら 2.6L モデル。アンダー 500万円というのも大きな魅力 |  |
|  |  | 果たしてライバルを超えたのか?
1978年以来、消滅していた FR レイアウトを新たに採用し、ニュルブルクリンクで走り込みを行ったキャディラック CTS。果たして手強い欧州車を超えたのだろうか?
ボディの剛性感、ハンドリング、乗り心地などの走りに関する部分では十分に欧州のライバル車達と背を並べるレベルに達していると感じた。 しかし、内装のクオリティ、特にプラスティックの質感・精度に関してはもう一歩というところ。走り出すとプラスティックパーツの精度の問題からか”カタカタ”という音がするなどもう少しクオリティ向上にがんばって欲しい。
このような細かい点を見直して行けば、今後の熟成度によってはライバル達を超える可能性を多く秘めている、と感じた。
現在このクラスの市場では、ドイツ車が大半を占めている。編集部のある二子玉川でも、BMW やメルセデスなど、ドイツ車のオンパレード。”輸入車の乗る=人と同じじゃ嫌”という想いを大なり小なり持っている人は多いと思う。 このような想いが強い人には是非乗ってもらいたいクルマだ。 |
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|  |  |  |  | |  |  |  |  | タッチのいいクルマ クルマと路面の触れ具合やドライバーとのコミュニケーションの具合についてを考え、乗り心地、質感共に高いクルマを選んだ。
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 |  | |  |  |  |  | パームスプリングス 最初のドライブはどこへ行こうか。どの程度までトバせるのかも解らないから、ほんの少し土地勘のあるパームスプリングスへと足をのばした。
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