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tab_star2003/05/09tab_end日本の走り方
屋久島・縄文杉
太古の息吹
 泊まった宿のご主人に「屋久島に来て行くべきところは?」と聞いていてみたら、ご主人の答えは「白谷雲水峡」。そして、「屋久島に来たからには話しのタネに行って来なきゃ」と言われたのがこの「縄文杉」でした。ガイドブックには「朝5:30に出発し10時間の行程」と書かれている超難関。
 この、なまり切った身体で行けるんでしょうか。
文・写真:小俣みさ江
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mie-face-sicon_home小俣みさ江
[IT]
通勤の途中でちょっとした発見をするのが、とても楽しみな季節です。
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山道からこんな風景も望める(中央が愛子岳)
話しのタネに

 何はともあれ、話しのタネとして行ってみることにしました。安房の港の辺りから内陸に入り荒川登山口へ細くて曲がりくねった道をクルマで約 30 分ほど、ひたすら前からクルマが来ないことを祈り細い道を上がっていくと「荒川別れ」があります。右に行くと縄文杉へ入る荒川登山口、左に行くとヤクスギランドへ続きます。

 荒川登山口の駐車場は 20 台ほどしか駐車出来ないので、遅起きの私たちが行った 7 時半頃には既に満杯でした。偶然いた山岳ガイドの誘導に従って、他のクルマの交通の邪魔にならない所に無理矢理駐車しました。
 この登山は8時間とも 10 時間とも言われていて、他の人は既に 5 時とか 6 時とかに登り始めているようです。ですから無事に帰れる事を祈って、かなり緊張して登山道に足を踏み入れました。
senro.jpg
こんなトロッコ道を 3 時間歩く
トロッコ道

 登山道とは言っても往路、復路ともおよそ 4 時間の行程うち 3 時間はトロッコ道を歩きます。このトロッコ道は昭和 30 年代頃を全盛に伐採された木を運んだそうです。この木の伐採に携わった人々はこの山奥に「小杉谷」という集落を作って比較的、裕福に暮らしていたそうです。

 トロッコ道は、この頃の情景を忍ばせるように小学校の跡などを経由して登山道に向かいます。途中、苔の森や見晴らしのいい場所を通りますが、基本的には「地味な登り坂」を地味に疲れながら登っていきます。雨が降った時にはこのトロッコ道で滑る人が多く捻挫などをする人が多いそうです。

雨の日に行かれた方は気を付けて下さいね。
鹿
登山道でみかけた屋久鹿
登山道

 「大株歩道入口」という所が来たら、このトロッコ道ともお別れ。やっと土の上を歩けます。が、いきなり険しい山道。それでも、少し行くと木の歩道や階段が掛かっていています。この険しい山道と歩道設備は約半々といったところでしょうか。
 この山道を 30 分程度歩くと、悲しいかなもう足が上がらなくなってきます。トロッコ道で地味に体力を消費してしまったようです。私の場合は友人が歌ってくれた「森の熊さん」で、なんとか元気を回復することが出来ました。元気回復には甘いモノと歌がいいみたいです。
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壮大な縄文杉
みどころの杉

 この登山での大きな見所は「翁杉」「ウィルソン株」「大王杉」「夫婦杉」「縄文杉」と言った立派な杉が見られることですが、特別名前が付いて着なくても素晴らしく大きな木々がたくさんありますのでこれも楽しんで下さい。名前がついた杉はその名前が示すようなカタチをしています。「翁杉」はちょっとゴツゴツした感じのコブのあるおじいさんのような杉です。「大王杉」は頭のてっぺんに王冠のかぶり物をしたような杉、そして「夫婦杉」二本の杉が並んで立って手をつないでいます。
 「ウィルソン株」は約 300 年前に切り倒されたという大木の切り株で、ウィルソン博士という学者さんに発見されたそうです。現在、切り株の内部の空洞には社が祀られています。
 そして目指した「縄文杉」。とにかく素晴らしく大きな杉です。でも、この杉は残念ながら既に自然の中にはありませんでした。写真撮影用の展望台まで備え付けられているこの杉は、とても寂しそうに立っていました。といっても見に行く価値がないと言っている訳ではありません。

 この縄文杉の樹齢は 7200 年と言われていますが、定かではないそうです。実際、屋久島は鬼界カルデラの噴火により 6300 年前に火砕流に飲み込まれ全ての森が焼かれたということです。ですから、本当にこの縄文杉の樹齢が 7200 年であればこの火砕流による森の消失から免れたということになるそうで、とても神秘的なものを見ることになるわけです。
 通常、樹齢を計算するのに年輪を数えるものですが、縄文杉は太すぎることから透視が出来ず科学的な調査が出来ないことや、年輪を数えても数本の木が一体に成っている可能性があるので中心が一番古い年輪だと特定することが出来ないそうです。
 実は謎だらけの縄文杉だったのです。

 さて、このコース歩く方のスピードに左右されますが、往路、復路それぞれ 4 時間の合計 8 時間というのがおおよその目安になります。ガイドさんにつかなくとも十分に歩くことが出来ます。
 朝早めに起きて天気が良かったら雨具ももたず軽装で行くことも可能です。
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ウィルソン株、大王杉、夫婦杉
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富士重工_スバル_プレオ_s
スバル プレオ [2003年式]
屋久島の細い山道でも快適に走る4WD
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屋久島観光協会
http://www1.ocn.ne.jp/~...
屋久島の観光協会のページです。
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サムネイル
屋久島・白谷雲水峡
屋久島シリーズ 第一弾の記事はこちら
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