 |  |  | | | フレンチツアラールノーラグナは小粋な良いヤツ | | RENAULT LAGUNA 5door 試乗記 |  | | ミドルサイズのフランス車、ラグナに試乗してきました。ルノーのミドルクラスのクルマの魅力をお届けしましょう! |  | 文・写真:斉藤 敦
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|  |  |  |  |  |  | 斉藤 敦 [WEB プロデューサー] |  |  |  | | イタリア車が大好きなワタクシ。がしかし、最近、欲しいと思うイタリア車は1,000万円級のものばかり。うーむ、どうしたものか。しかし、ランチアの日本再上陸のニュースなど、ここ最近は再び息を吹き返してきたイタリア車には要注目ですぞ。 |  |
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 |  |  |  |  |  | | 日本ではイマイチ人気のでない 5ドアですが、セダンの利点とワゴンの利点をうまく融合させてます。個人的にはこのボディ形状好きです。ハイ。 |  |
 |  | | スタイリッシュなプロモーションを持つワゴンもナカナカのモノ。アウトドア好きな方や犬を飼っている方は迷わずこちらでしょう! |  |
|  |  | 高い安全性能と豊富な装備
01年に本国で発表され待つこと約 2年、今年の 1月下旬に日本導入された新型ラグナ。アウディ A4、BMW 3シリーズ、メルセデスベンツ C クラスと強力なドイツプレミアム連合が支配しているこの激戦セグメントに新型ラグナでルノーは挑むこととなった。
この新型ラグナを語る上で外せないポイントとして挙げられるのが、その高い衝突安全性であろう。ヨーロッパで実施されている衝突安全試験、ユーロ NCAP で初めて最高ランクとなる 5つ星を獲得したのだ。同クラスで、5つ星を獲得しているのは、メルセデスの Cクラスとサーブの 9-3 しかない。このことからも、このテストで 5つ星を取ることがどれだけ難しいか分かっていただけるだろう。
そして高い安全性能と同様、豊富な装備も注目すべきポイントだろう。”日本車もビックリ”するほど充実している。 エアコンは、左右別々に温度調節ができキャビン内のセンサーにより最適な温度を保つように制御。また NOx・CO センサーも装備され車外の NOx・CO 濃度が高くなると自動的に内気循環に切り替わる。 その他にも、雨滴感知式オートワイパーや、オートスピードコントロール/スピードリミッターに始まり全部書き出したら、このセクションだけでは到底足りなくなるくらいの充実度だ。
その中でも最も注目できる装備の一つとして”マルチファンクションカード”の存在が挙げられる。 実はこのラグナにはイグニッションキーが装備されていない。そして、ドアの鍵穴には保護キャップが取り付けてあり、外から鍵穴の存在は確認できない。すべてのドアの開閉やフューエルリッドの開閉はこの”マルチファンクションカード”のボタン操作で行うのだ。 エンジンスタートは、ダッシュボード中央部にある挿入口にこのカードを差し込む。そうするとカードリーダーがカードの認証をし OK ならステアリングロックが解除されエンジン始動となる。
この”マルチファンクションカード”、本国フランス仕様には、ミシュランと共同で開発した空気圧管理システム、ドアノブにタッチするだけでドアロックの制御可能なハンズフリーシステムが搭載されている。このカードの目玉ともいえるこの機能が、日本では電波法の関係上搭載が見送られているのが少々残念だが、それを差し引いてもルノーらしく斬新なシステムであることは間違いない。
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 |  |  |  | 左上:フレンチの高級感の演出は他の国のそれとはちょっと違う。木目などを使用せず、プラスチックパーツオンリー。今度のラグナはシボの付け方も上手く、取り付け精度も高い。うまく高級フレンチを演出できています。 右上:シフトの右側に見えるのがマルチファンクションキーの挿入口。カードの形状はこんな感じです。 左下:5ドアのトランクスペースです。ハッチバック形状なので、リアシートを倒せばかなりの荷物を積むことが可能です。シートを倒さない場合は 430L の容量となり、プジョー 406 とほぼ同じです。 右下:シートの出来が良いと定評のあるフランス車ですが、ルノーのそれはピカイチ!たっぷりとしたサイズは往年のルノー車と同様疲れません。足元のスペースもちゃんと考えられてフロントシートの下のスペースに足をしっかり入れることができます。 |  |
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 |  |  |  | | 今回の試乗は、時間の関係上 5ドアのみとなりましたが、次回は V6 と 2.0L エンジン両方のモデルをもつワゴンに是非乗ってみたいですね。 |  |
 |  | | VVT(可変バルブタイミング)機構が装備され、電子制御スロットルも搭載しています。 |  |
|  |  |  | 5 ドアモデルに試乗
今回試乗したのは、5ドアのモデル。ワゴンには、3.0L V6 エンジンと 2.0L 直4 エンジンの 2種類がラインナップされるが、5 ドアは V6のみのラインナップとなっている。
このエンジン、形式こそ違うが、実はプジョー 406 V6 に積まれエンジンと同じで、ルノーと PSA グループが共同で開発したもの。コレに組み合わされる AT はアイシン製の 5 AT で日本製となる。この AT のセッティングがフランス車の多くの AT 同様で、上の回転数まで引っ張るタイプ。シフトアップさせようとアクセルをちょいと抜いてもなかなか反応しない。日本の道路ではちょっと運転しにくいタイプだ。エンジンがトルクフルでスムーズだけにちょっと残念。
乗り心地は、フランス車らしくフラットで、厚みたっぷりのクッションが効いて良好。明らかにドイツ車勢とは違う、この乗り心地を味わうとフランス車の良さを改めて実感できる。
出来の良いシートと良好な乗り心地、そしてスムーズに回りトルクフルなエンジンとまさに”フレンチツアラー”と呼べるクルマではないだろうか。ドイツ車に負けずとも劣らない魅力をもっていることは疑う余地もないだろう。
斬新なこと(マルチファンクションカード等々)もやるけど、フランス車の伝統(乗り心地やシート等々)もしっかりと併せ持つこのラグナってクルマはホント小粋で良いヤツだというのが僕の結論! |
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