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tab_star2003/06/24tab_endカーライフパートナ
代官山に佇む VW TYPE-2
 5 月に入りいわゆるオープンカフェの季節、旧山手通りから一本入った小道に VW の車両を利用したオープンカフェが出来ていた。

 今回訪れたのは本来このカフェが営業している場所から代官山駅を挟んだ本社ビル駐車場。元々はアパレル会社であり今回のカフェをプロデュースしている株式会社ヰノセント(読み:イノセント)の展示会が本社で開かれるということで、この VW カフェも大活躍している様子を取材させていただいた。
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北添の顔icon_home北添正和
[]
 それまで MOVA だった携帯電話をようやく FOMA に替えました。カメラは 200 万画素になり、こうなるとますますデジカメの必要性を感じなくなってきた今日この頃です。
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恵比寿の本社ビル駐車場に置かれた VW TYPE-2 と社長の土田氏
「cafe de NIMES」

 1967 年式の VW TYPE-2 を今回のカフェに使用したのにはワケがあった。

 実はこの「cafe de NIMES」をプロデュースしている株式会社ヰノセント(以下イノセント)の社長でもある土田氏は、自身もドイツ車を数台所有するクルマ好き。昔からこのフォルクスワーゲンには思い入れがあり、いつかは所有してみたいと思っていたそうだ。
ただいくら好きだからとはいえ現代のパワステ付きで壊れにくい車に慣れてしまっている今、このような旧車を日常的に操るのはしんどい。かといって置いておくだけと言うのも車に失礼というわけで、自分だけでなくいろんな人にも楽しんでもらえるように移動カフェにしてしまえば、お店に来るお客様にも見ていただけると考えたのだ。
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VW BUS は大人気
その土田氏の思いは見事に通じる。

 隣接した洋服屋「NIMES」に来店したお客様は、この車を見つけると「かわいい」と言って写真を撮っていく。正直言って注文よりも写真を撮るお客様の人数の方が多いのではないかと感じるほどだそうだ。
 5 月 2 日に OPEN とイノセント社のサイトには書かれていたが、これからロール式の屋根を車のサイドに取り付けたりとまだまだ施設を充実させていく予定のため、後日この記事を見て訪れる方は、違った雰囲気の「cafe de NIMES」が見られるかもしれない。

 個人的には、この Cafe のおかげで 40 代以上の方たちにとってのこういった”古き良き車”というものが、今でも 10 代 20 代の若い世代にも受け入れられることが分かり、嬉しい。
 昔はあったのだ、個性が。
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Cafe 用に様々な改造を施された TYPE-2。室内の装飾品はこの車のためにイギリスのアンティークマーケットで購入したもの。
ナンバーは「cafe de NIMES」に合わせて”26”という茶目っ気もこの車だから許せる気がする。
1967年式という意味

 土田氏は初めからこの車に決めていたと言う。
実は 1967 年式のこの TYPE-2 は 1954 年から販売されたタイプ 2 初期タイプの最終型で、チャームポイントである開閉式 2 分割フロントガラスを装備しているモデル。その翌年からはこのフロントガラスは 1 枚になってしまい、このチャームポイントは無くなってしまった。そして電装系はこの 1967 年から 6 V → 12 V へと進化している。つまりモデルとしては古い姿でありながら、中身(電装)は新しいモノを搭載したお得な年式にあたるのである。
 さすがに探すのも苦労したらしく、結局 VW 専門ショップの FLAT 4 でも滅多に出ないというこの車に出会った。
エンジンもオリジナルであり、内装も非常に清潔感がある。よほど過去のオーナーに可愛がられたのだろう。
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デロンギで入れるエスプレッソ

 ここまで読んでいただいた方に、この「cafe de NIMES」で味わえるメニューのほんの一部をご紹介。
日頃、奥さまにご迷惑をかけているクルマ好きのご主人。休日に奥様を「代官山でも行こうか」と誘い、しらっと車も見ることに。
おいしいものを食べながら眺める車は、”ひとあじ”違うはず。

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■ DRINK (アイス)
 ・カフェ・ラテ \340
 ・バニラ・ラテ \380
 ・ハニー・ラテ \380
 ・グレープフルーツティ \360
 ・チョコ・ラテ \400
 ・他多数

■ GALETTE(蕎麦粉のクレープ) 
 ・ハム+エメンタール Regular:\430 Small:\380
 ・マーマレード+クリームチーズ Regular:\430 Small:\380
 ・他多数
季節によってはまた違った味も用意しているとの事。
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nimes
http://www.nimes.co.jp/
今回取材した「cafe de NIMES」に隣接する NIMES のサイト。
アパレルを中心とした全国のショップ紹介から通信販売のページまで充実した内容。
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VW の起源と TYPE-2 :
1933 年 9 月のヒトラーとフェルディナント・ポルシェ博士の対談で国民車構想が話し合われる。翌年 1934 年 6 月 22 日、ドイツの自動車生産を統括するドイツ自動車工業全国連盟(RDA)が、ポルシェに全面的に協力するという契約を締結、月額 2 万マルクを 10 ヶ月に渡って支払われ、国民車 VW の歴史が始まる。
その裏には、ヒトラーの国民車構想にただ一人可能性を持ちかけたポルシェ博士に対するヒトラーの影響力があったことは間違いないだろう。

そして 16 年後の 1950 年、TYPE-2 モデル(バス)が登場する。当時は商用車としての位置付けであったため、バリエーションは多彩であった。
・デリバリーバン
・コンビ
・マイクロバス(スタンダード)
・デラックス
・デラックス(サンバ)
・ピックアップ
・ダブルキャブピックアップ

今回の車両はデラックスと呼ばれるモノで、スタンダードマイクロバスよりも窓が 2 枚多く、内装も豪華になっている。
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