 |  |  | | | モデルチェンジされた BMW 5 シリーズを見てきた! | | スポーティーに、そしてダイナミックに |  | | フルモデルチェンジを受け新しくなった BMW 5 シリーズの内覧会が都内屈指の人気スポットである六本木ヒルズで行われた。新しくなった 5 シリーズは果たしてどのように進化したのか・・・ |  | 文章:河津秀昭 写真:斉藤敦
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|  |  |  |  |  |  | 河津秀昭 [VividCar元編集員] |  |  |  | | 最近かなり真剣にクルマを探しています。欲しくなるクルマは、実際買えないものばかり・・・次のクルマは何にしようかな? |  |
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 |  |  | エクステリアデザイン
「ニュー 5 シリーズのエクステリアは、Z4 のダイナミックでスポーティーな輝きと、7 シリーズの高級感・存在感を融合したデザインに仕上がっています。」と報道発表用の資料には書いてある。確かに実物をみるとカッコイイ。7 シリーズの“鷹”のような、フロントマスクはいまだにしっくりとこないが、新しい 5 シリーズはイイ。ある意味 Z4 よりも“とんがって”いる感じがする。そう、Z4 といえば、写真で見るのと実車を見るのとでは結構違うという意味において、この 2 台は似ている。力感というか、全体のフォルムが写真ではうまく伝わらない。パーツだけが目立ってしまうのだ。気になる方は是非実車を見ることをオススメする。ただ、ターゲットとなるであろう世代にこのデザインが受け入れられるのかは少し疑問を感じるのだが・・・
ボディサイズは、全長 +66 mm、全幅 +46 mm、全高 +33 mm、ホイールベースで +58 mm も先代と比較すると大きくなり、4841×1846×1468 という堂々たるもの。メルセデス・ベンツ E クラスよりもおよそ 20 mm づつ大きい。 |
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 |  |  |  |  | | 先代を彷彿とさせるトランク周りと新しいテールランプがうまく調和している |  |
|  |  | アクティブ・ステアリング
さて、7 シリーズが発表された時にも数多くの電子制御技術が搭載され話題となったが、新しい 5 シリーズにも新機能が満載されている。順番にみてみよう。
まずは「アクティブ・ステアリング」。これは走行状況に応じてステアリングのギア比、およびパワーアシスト量を調整してくれるシステム。これだけなら、ホンダ S2000 に採用されているシステムとなんら変わらないように感じてしまうが、ポイントは DSC(ダイナミック・スタビリティ・コントロール)とリンクしているところ。DSC の各種センサーからの情報で車体が不安定になっていると判断すると、必要に応じてステアリング・アングルを調整してくれる。いうなれば自動的にカウンター!をあててくれる。ここまで極端な話でなくても、高速道路での直進安定性の向上や、車庫入れ時に楽になるなどメリットは大きい。 |
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 |  |  |  | | バイ・キセノン・ヘッドライト+アダプティブ・ヘッドライトの組み合わせは現在最強かも!? |  |
|  |  |  | アダプティブ・ヘッドライト
車のヘッドライトはここ 20〜30 年で 20 倍明るくなったと言われている。最近かなりの装着率を誇るキセノン電球を用いたヘッドライトなどはその典型。しかし、相変わらずヘッドライトは車の正面を照らしている。
それに対する BMW の一つの回答がこのシステム。ステアリングの角度、ヨー・レート、速度を計算し、自動的に車が曲がる方向(コーナーの内側)を照らしてくれる。ヘッドライトが最大で左右 15 度まで旋回し、コーナーによっては照射距離はなんとほぼ 2 倍!にもなる優れもの。上下(高低)方向の自動光軸調整だけでなく、左右の光軸までもリアルタイムに制御してくれるのである。全グレードにオプション設定となる装備だが、HID(BMW で言うところのバイ・キセノン・ヘッドライト)とセットになっており夜間のドライブには非常に心強い装備であろう。
ちなみに、現在アメリカでしか認可が下りていない為、日本仕様には装備されていないが、「ブレーキ・フォース・ディスプレイ」なる装備も採用されている。これはドライバーのブレーキの踏み方によってライトの点灯の仕方が変わるシステムである。つまり、急ブレーキを踏むと通常時より明るく点灯し、後続のドライバーへより強くアピールすることが出来る。 |
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 |  |  |  |  | | シンプルで上質なインテリア。iDrive による操作系の簡潔化も大きい |  |
|  |  | iDrive
7 シリーズで初めて装備され、好評な iDrive(アイ・ドライブ)も採用された。シフトレバーの後ろにあるダイヤル式のコントローラーを「回転させる」「スライドさせる」「押す」といった動きでオーディオ、ナビを操作することが出来る。かなり直感的に操作することが可能で、各種装備満載でスイッチ類が多くなりがちな現代のクルマにしてみれば嬉しい装備である。
ナビゲーションやオーディオ、エアコン等の情報が表示される、8.8 インチワイドタイプ(8:3)の大型ディスプレイもポイント。ドライバーの目線移動を最小限に留めるべくダッシュボード上部に設置されており、ドライバーのみならず、助手席からも実に見やすい位置となっている。
インテリアは、7 シリーズ、Z4 と近年の BMW の装いと同じくシンプルながらも上質なもの。ステアリングだけが妙にスポーティーなのが少しだけ気になるところ。後席は足元のスペースが 45 mm も拡大されさらにゆとりある広さになった。また、トランクルームも 60 リットル拡大され 520 リットルとなり、先代 5 シリーズで不満の声もあったゴルフバックも楽に積めるようになったはず。 |
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 |  | ハイブリッドボディ
最後に基本となるシャーシとエンジンまわり。まずはシャーシから。ボディサイズの拡大とは反対に重量は軽くなっている。これはシャーシのフロントセクション(A ピラーより前)をアルミで造ったことが大きい。結果、以前から定評のある前後の重量配分がより適正化し、運動性能が向上した。単純にクルマを速くするにはエンジンパワーを上げるか、車重を軽くすればよいのだが、走り全体のバランスには軽量化が有効である。コーナーリング、ブレーキを考えれば一目瞭然だが、強度を出しながら軽くするのは至難の業。スチールとアルミのハイブリッド構造が BMW の考える最適なバランスということであろう。
エンジンは特に目新しいものは無く、定評ある 3 種類のユニットが用意されている。伝統のシルキーシックス、直列 6 気筒 2.5 リッターと 3 リッターユニット。そしてバルブトロニックを採用する V8 4.4 リッターとなる。組み合わされるトランスミッションは 7 シリーズで世界で初めて採用された 6 速 AT が搭載される。
今回はあくまで内覧会。実車とカタログを見ただけだが、かなり期待できる仕上がりとなっているようだ。是非とも試乗してみたい 1 台である。 |  |  |  |  |  |  |
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