 |  |  | | | 群馬サイクルスポーツセンター・サーキット | |  | 最近クルマのイベントで良く耳にする「群馬サイクルスポーツセンター」。 サーキットと同じく完全にクローズドコースなので、タイムアタックのイベントや新車の試乗会、全日本ラリー選手権のスペシャルステージなどにも使用されているサーキットだ。 最近ではフォード主催の 100 周年イベントやフォーカス ST170 の試乗会などにも使われたコースだ。 もともと自転車のコースなのに、なぜクルマのイベントが多いのだろうか。 |  | 文・写真:若林 正幸
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|  |  |  |  |  |  | 若林正幸 [カメラマン] |  |  |  | | 現在、自転車の雑誌を中心に活動しています。自分でもダウンヒルの競技に参加しています。 |  |
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 |  |  | 最高のロケーション
関越自動車道の月夜野 IC 、水上 IC からクルマでおおよそ 20 分と、東京からでも 2 時間弱という交通の便のよい全長 6 kmの林間クローズドサーキット。周辺には有名な温泉地が多く、宿泊施設も充実している絶好のロケーションにある「群馬サイクルスポーツセンター」。自転車の施設なのになぜか最近はクルマのイベントで呼ばれることが多い。
なぜ、名前からして自転車の施設である場所で、クルマのイベントが行えるのだろうか?以前、撮影したいとお願いしたカート場などは、「カート使用を前提としたアスファルトなので、道が痛むからクルマの走行はご遠慮いただいております」と断わられたことがある VividCar 編集部では自転車用の舗装ならもっと痛みそうなのに何でなのかとずっと不思議に思っていた。
今回取材させていただくにあたって、まず一番の疑問であったそのことを聞いてみると、インタビューに応じて頂いた代表の石田勝弥さんは、ニッコリと笑いながら「ここは自転車用のコースとは言っても、一般国道と同じ舗装ですから 10t も通れるんですよ。アスファルトの厚さも 4cm ありますから大丈夫なんですよ」。と明解な答えをいただけた。編集部としても何となく思い悩んでいたことの答えがいただけた。 でも昔はクルマのイベントはしてなかったはずだけど・・・ |
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 |  | クルマイベントへの道
以前は第 3 セクタ運営の施設として自転車選手の育成を目指して作られた自転車のテーマパーク&コースだったのだが、残念ながら経営破綻によって閉鎖に追い込まれそうになっていたところ、石田さんが興したアミューズメントプランニング社が経営を引き継いで運営を行っているという。 では、いったいどういういきさつで引き継ぐ決意があったのだろうか?
そこで登場するのは石田さん。石田さんは昔からこのコースに思い入れがあったのだという。この場所に初めて訪れたのは子供連れで遊びに来た時だった。コースを見た瞬間、「ここでクルマを走らせたら楽しいだろうなぁ」と感じたという。だだのクルマ好きというのではなく、石田さんはもともと全日本ラリー選手権やアジアパシフィックラリーでコ・ドライバーとして活躍していた根っからのラリーストで、現在では群馬で行われる全日本ラリー選手権の一戦である「ラリーモントレー」の大会副会長をも務めるほどの人。実はラリー界ではかなりの人だったのだ。
ここなら安心してぶっ飛ばせるし、変化に富んでいる。サーキットと言うより林間の峠道に近い。見れば見るほど魅力的なシュチュエーションに「こんな所に理想に近いコースがあったんだ!」と驚いたという。 すぐにラリーのステージとして使わせて欲しいという要望を出したのだが、第 3 セクタ運営ということもあり腰の重いお役所然とした対応で、いろいろとたらい回しにされたという。そこであきらめずに粘り強く交渉を続けられたのは、石田さんのラリーを愛する気持ちと、ここでラリーを開催したいという熱意なくしては続けられなかったのだろう。 結局は使わせて貰うことができたのだが、実現までには長〜い月日がかかったという。 |
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 |  | これぞ林間サーキット
コース全体を使うと 6km にも及ぶサーキットコースは高低差も約 42m あり、レイアウトによってヒルクライム、ダウンヒルのタイムアタックが可能だ。ラリーコースとしては広いと言うが、最小コース幅は 6m で、コース脇にランオフエリアがほとんどないのは峠と同じ。サーキットと違って開けた場所もなく、殆どのコーナーがブラインドコーナーだ。 WRC ドライバーが「ここで練習を積めば、ツール・ド・コルスで勝てる」と断言したそうだ。なんでも、クルマの運転を初めてすぐに走り込まなければ、狭いブラインドコーナーは本当に全開では行けないモノらしい。 頭のキレたといっては失礼だろうが、一般人には想像もできないようなスピードで走っているラリードライバーからしてそうらしいのだ。そういう意味で、初心者やこれから世界を目指したいラリードライバーの練習や育成に最適なサーキットであるという。
実際 BMW の M5 で軽く流させていただいたのだが、一番スピードに乗るところでも 3 速に入れてチョット踏めるかな?といった感じ。スピードにして 130km くらい。ところが、ラリードライバーだと 5 速でしばらくホールドできるという。そういえば先日の同乗走行で、全日本チャンプの奴田原さんの隣に乗った VividCar スタッフの斉藤が、低速コーナーより、高速コーナーの走りが違うと洩らしていた事を思い出した。 |
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 |  | 施設も充実。家族連れでも OK
アミューズメントの施設も充実している。自転車に関するアトラクションが全部で 8 つ。 WRC モンテカルロの見どころチュリニ峠から名前を貰ったカフェレストラン「チュリニ」。ジンギスカン&バーベキュー(要予約)があり、家族連れでも楽しめる。
ショップ単位での走行会やイベントも大歓迎。最近では「峠アタック」と言うタイムアタックイベントが開催されており、回を追うごとに参加台数がアップし、最近では 150 台以上のエントリーがあるという。
気になる貸し切りの値段だが、フルコースは休日 60 万、平日 40 万。ただし、細かくコース分けがなされており、 1 時間単位で借りることも可能なシステムになっている。詳しくは群馬サイクルスポーツセンターのオフィシャルホームページで確認して欲しい。
群馬サイクルスポーツセンター・オフィシャルホームページ:http://www.gummacsc.com/ |
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|  |  |  |  | |  |  |  |  | 今 WRC が面白い! 今年の WRC は熱い!新世代勢力の台頭や昨年までのプジョ−の 1人勝ちの様相とは違い、ライバル達が拮抗したラリーを見せてくれる。
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 |  | |  |  | ラリーモントレー '03 昨年 9 月、群馬サイクルスポーツセンターでおこなわれたラリーモントレー '03 。ビデオやテレビで見るラリー走行とは全く違った感動を味わうことが出来た。
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