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tab_star2003/12/24tab_end元気なハッチバック
新しくなったルノー メガーヌはこんな奴
超モダーンとレトロの融合
VividCar の読者ならご存知のことと思うが、2003 年の European Car of The Year はルノーの新しいメガーヌが受賞した。そのメガーヌがいよいよ日本に上陸。実際の発売は年明けの 2004 年になるのだが、一足先に 2003 年の年男クルマの実力を感じてきた。そのレポートをお届けしよう。
文 :まつばらあつし
写真:まつばらあつし、河津秀昭

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まつばらあつしSicon_homeまつばらあつし
[vividcar エグゼクティブディレクター]
VividCamera も少しづつコンテンツが増えてゆくのでお楽しみに。
また、クルマ関係の記事や、バイクとかいろんなものにも焦点を当てて行きたいと思うので、そちらの方もどうぞご期待を。人間としてはオートフォーカスじゃなくて、決めたものにフォーカスを合わせるマニュアルなタイプかも。
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立体的な造形は古きよきワゴンの世界?こっちが前と言われたら一瞬信じてしまうかも。
前は吊り目で後ろはダヨーン

 いきなり脱力しそうな見出しで申し訳ないが、新しいメガーヌの「キモ」は 1 にも 2 にもその少々エキセントリックともいえるデザインにあると思う。

 初代メガーヌもカラス天狗のような顔つきで少々クドかったのだが、2 代目メガーヌも吊り目のルノー調。しかしなによりも今回はリアスタイルが特徴的。バッサリ切り落としたようなグラスエリアと、ぼよよーんとしたトランクルームの組み合わせはインパクト大。好き嫌いがはっきり別れそうなデザインは、ルノーきっての問題作である?「アヴァンタイム」とその祖を同一としている。後ろから観たらまるでダヨーン。(By 赤塚不二夫画伯)テールライトの造形はアヴァンタイムほど複雑ではないが、それでも十分アーティスティック。

 横から観ればシルエットは馬車時代のワゴンといった感じで、実は内装もドアハンドル周りなど所々にアールヌーボー入っていて、超モダンとレトロ趣味の融合を狙っているかのように見える。
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[写真左]直線と曲線が微妙にバランスする造形。最近のルノーは彫刻的なマッス感をもつクルマをつくり出す。
[写真右]リアスタイルはまるで「ダヨーン」。このクルマの真後ろに付いたら笑っちゃうかも。メガーヌのオーナーはルームミラーで後ろのクルマのドライバーをチェックだ。
モダンでオトナなインテリア

 乗り込んでみると、前の世代から比べると内装の仕上げレベルが格段に向上しているのが実感できる。ルノーといえばプラスティッキーな仕上げというか、少々キッチュな内装というイメージがあるのだが、メガーヌの仕上げはかなりのもの。ドアの閉まり具合にしても、とても C セグメントのフランス車とは思えない重厚な感じ。ひとまわりオトナになったと言えばいいんだろうか。メーター周りのデザインやカラーリングも相当オトナびている。

 最近のクルマの例に倣い、内部の収納は多彩であるが、ちゃんと抜きどころを心得ている(笑)のがさすがルノー。運転席と助手席の足下にあるひみつの収納ボックスは、その天地の薄さといい、使いかっての悪さといい、ナニを入れていいんだか見当も付かないのが素晴らしい。全面ムートン張りにしてスリッパでも入れておけばいいのかも。しかし、他の収納関係は充実。特に航空機型のサイドブレーキのおかげで、センターアームレスト内のコンソールボックスがえらく深くて大きく、グローブボックスも実用的な容量を持っているので、普段の利用に困ることはなさそうだ。

 ただ、シートのサイズがなんだかひとまわり小さくなったような気がする。最近の傾向とはいえ、大きくてふかふかのシートというルノー車のイメージは、もう「古きよき時代」になりつつあるのだろう。
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[写真右]フィニッシュが格段に向上したインテリア。メーター周りは バイクっぽくシンプルで見やすい。電子化が進むと計器類はどんどん減るみたいだ。
[写真中央]いろいろ収納はあれど、運転席と助手席足元のコレはどう使うべきか。浅いので使い道に悩みそうだ。
[写真右]エンジンルーム内もデザインされている。眺めはまるでオペルのクルマのような感じ。なんかいじる気になれないクリーンな感じは最近のクルマ全てに言えるのだが。
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運転中のテスター河津。こうしてみると結構ロールしているのが解る。パワーステアリングのフィールは秀逸。
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ウワサ(笑)のプロアクイティブオートマチックトランスミッション。年を追う毎に賢くなってくるのはさすが。一足飛びではないのがフランス流なのかも。
走るとさらにモダン

 というわけで走らせてみよう。

 新しいメガーヌは、走らせると目が覚める。いや、別に今まで寝ていたわけじゃないんだけど、我々に渡されたフレームレッドという塗色の、わずか走行 700 kmのベルリーヌは、くるんくるん軽く廻るエンジンと、想像していた以上にデキのイイパワーステアリングで、かなり「走れる」ヤツだったからである。

 まだ堅さの取れないサスペンションではあるけれど、それでもしなやかに動き、フランス車らしくそれなりにロールもしたりして、足の良さは先代ゆずりかそれ以上。うそのようにアクセルペダルに忠実なレスポンスをみせるエンジンは、少々現実離れしているほどで、まるで TV ゲームのようにさえ感じる。運転してて「オモシロイ」タイプである。フライホイールが重くてどよーんとした以前のイメージはさっぱり無い。

 ただ、例によって、国産車全般に比べるとシフトの下手なオートマチックミッションは、変速時のショックがかなり軽減されているとは言え、シフトパターンがやはり日本向きではないのか、シフトダウンが相変わらず巧くないし、50 kmから 60 km程度の中速域では、上げるか下げるか迷っているフシも見受けられる。まあ、先代メガーヌに乗っているからその辺は慣れているんだけれど、はじめて乗る人は違和感を覚えるのではないかと思う。

 マニュアルシフトも出来るのだが、正直言って積極的にシフトして楽しむという感じではない。お任せで走っていたほうが、お任せで走っていても十分楽しめるという意味であります。
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試乗会の会場から顔をのぞかせるメガーヌは、なかなかステキな佇まいをみせる。日本で用意されるカラーは 6 色。
ドイツ入ってますね?

 半日という短い試乗ではあったが、2003 年 European Car of The Year の実力は十分実感できた。マジでいいクルマです。あまりにしっかりした造りに、少々ドイツ入ってる感じもするが、これは世界的な傾向にあるのだろう。メカニカルな部分での目標はやはりゴルフなのだ。

 しかしメガーヌにはデザインという宝がある。この形を受け入れるかどうかが購入のポイントとなるだろう。幸い EU 内では受け入れられているらしいが、極東の地ではどうなるのか?機械として優れているだけでなく、デザインとしても優れている、と感じることが出来れば、メガーヌを選ぶ理由は十分あるだろう。

 なお、最後になったが、このメガーヌは、従来の「キー」に相当するものが存在しない。ドアロックやイモビライザー機能を持つ「マルチファンクションカード」をインパネに差し込んで、スターターボタンを押せばエンジンがかかり、カードを入れた状態でもう一度ボタンを押してエンジンストップとなる。
 このカードは走行中の抜き差しは可能だが、その場合のエンジンの ON / OFF は不可能になる。キーを回してエンジンを始動させる儀式は、メガーヌではもう過去のものとなってしまった。ちょっとカッコいいかな、と思ってます、それ。



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[写真左]ハッチバックボディなのだが、セダンっぽくも見える。ここからの眺めがいちばんメガーヌらしい。
[写真右]シルエットでみるとさらに特徴的なフォルムが解る。
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RENAULT MEGANE
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http://www.renault.jp/n...
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