file891
vivid_mark_s
driveimpre298DRIVE_212.jpg
bu_homebu_weeklybu_indexbu_back
Page 1/1 |
vividsearch2
search_car2
search_article2
tab_star2004/01/26tab_end悪路もへっちゃら SUV
VW トゥアレグ
VOLKS WAGEN touareg
108 台の VW ビートルが日本に初上陸した 1953 年、当時日本はテレビ元年と言われテレビ放送が本格的に始まった年でもある。以来 VW は、日本において輸入車販売シェアトップを占めるまでに成長する。

その VW は、1945 年以来大衆車として親しまれてきた旧型ビートルの生産中止を昨年発表した。大衆車の世界的象徴であった旧型車の生産中止と新たな高級車の導入、VW 社のブランド改革はこの”トゥアレグ”から始まるのかもしれない。
文・写真:北添 正和
tab_face
北添の顔icon_home北添正和
[]
 それまで MOVA だった携帯電話をようやく FOMA に替えました。カメラは 200 万画素になり、こうなるとますますデジカメの必要性を感じなくなってきた今日この頃です。
トゥアレグ
城ヶ崎海岸にて
一路伊豆へ!

 2003 年 9 月 2 日に 3.2 リッター V6 と 4.2 リッター V8 という 2 つのグレードラインナップで日本デビューした VW トゥアレグ。現在、初年度販売目標 800 台を大きく超える受注を抱え、その走破性同様、日本の高級 SUV 市場においても個性を発揮し続けているモデルである。
 プロフィールにもあるとおり、メルセデスベンツ ML320 (’99)を所有する私としては、この VW トゥアレグ、そして BMW X5、ポルシェカイエン、ボルボ XC90 は、まさに”ライバルタチ”なのだが、それはそれとして一方では非常に気になる存在でもあった。そんな理由で、今回のトゥアレグ試乗は”猜疑心と好奇心”を持った試乗になった。

 週末の朝早く編集部を出発し、一路伊豆へ向かう。なぜ伊豆なのか?理由は 3 つある。1 つは、ある程度長距離を走り身体的ストレスを計りたかったということ。2 つ目は長距離の中でも高速と下道、それも商店街のように信号がたくさんあるような場所を走りたかった。そして 3 つ目、実はこれが重要なのだが、ただ伊豆に行ってみたかった、それだけの理由である。
トゥアレグ
 このトゥアレグに搭載されたフルタイム 4WD システム「 4 X MOTION 」は、センターデフに電子制御式マルチプレートデフロックを装備し、通常走行時に駆動トルクを前後 50 : 50 に配分するという。対してメルセデス ML320 はディファレンシャルロックを必要としない 4 エレクトロニックスタビリティコントロールを採用した軽量なフルタイム 4WD システム、同じ 4WD でも早速違いが出る。

 料金所を抜けアクセルペダルを踏み込むと、一瞬、間をおいて前に出る感覚。メルセデスのそれとは違った感覚の遅れに戸惑いを感じつつも、巨体は加速度を増していく。80 km を超えアクセルをニュートラルに戻すと高速クルージングが始まった。出だしに感じた違和感も、高級感を感じさせる演出と考えれば納得もいく、高速走行時の遮音性はかなり高く、車内はさながら自宅の居間である。恐らくかなり低いボリュームで音楽 CD を聞いていたとしてもボーカルの声が分かるくらい、風切音は感じない。
トゥアレグ
取り回しの良さは抜群

 大井松田 IC から国道に降りて小田原市、熱海市、伊東市といった街を走行してみる。発表当時の写真ではよく分からなかったがトゥアレグは巨体である。その大きさは ML320 よりも一回り大きく、全幅はレンジローバー( 1,955 mm )とほぼ同格の 1,930 mm 。やはりその大きさからだろうか、商店街や路地での通り抜けは多少窮屈であった。考えるにトゥアレグのこの大きさは、さらにミドルレンジクラスの SUV の登場を想像させる。「もう少し小さければ」という VW ファンのために、もしかしたら既に開発計画が進んでいるのかもしれない。
VW は、このトゥアレグで高級 SUV クラスに殴り込みをかけ、まずはブランドをしっかりと確立し、その後ミドルクラス SUV を投入という王道を考えているのではないか、と勘ぐってしまった。

 この大きな車体ながら、実は小回りは利くということにも驚かされた。最小回転半径は 5.4 m、これは ML320 よりも小さい。つまりレンジローバークラスの大きさでありながら ML320 よりも小回りが利くということである。
鍵穴はハンドル左に
VWお得意のブルー照明
納得の質感

 室内はというと、鍵を挿す位置がハンドルの左側(広報車は右 H )にあることにまず驚いた。サーブ以来である。それにしても VW はやはり質感の出し方が上手だ。上品で繊細な作りだからこそ乗員へアピールしてくるといった押し出し感はまるで無い。むしろ自然に収まっている感覚はアウディにも共通して言えることだが、ワンランク上のクラスの車かと勘違いをするくらいだ。
 メーターパネルの照明も、ここ最近VWが得意としているブルー照明を採用しているが、色相の関係上か、夕方の視認性はさほど高くなく、高速道路のトンネルなど比較的明るいが照明が必要なところでは見づらい。以前サーブ 9-5 を乗っていたころにはこの VW のブルー照明に興味があったが、実際に今回使ってみると街の黄色い照明との色差が激しく少しきつく感じた。照度調整のダイヤルを回し、メーターの明るさを弱めていくことで解決できるのだが、友人は気にならないと言う。どうやら個人差があるらしい。

 オーディオやエアコン操作パネルはダイヤル式になっており、走行しながらでも容易に音量や温度調節が可能。加えてハンドルにもオーディオ操作スイッチとメーター内にあるインフォメーションパネルの操作、クルーズドコントロールスイッチが組み込まれている。ハンドル裏にはギアチェンジ用のパドルがあり、運転手はハンドルから手を離すことなくこれら一連の操作が可能なのである。
トゥアレグ
広く落ち着いた室内空間

 そもそも私は必要以上の走行性能には興味が無い。走行性能よりは機能性、エンジンよりは室内空間、外観よりは内観といった、多少人とは変わった価値観を持っている。基本的な走行性能さえきちんと抑えてくれていれば、それ以上の走行性能を追求するよりも、その分室内空間を丁寧に作り上げてほしいと願っている。
 本質的に自動車とは移動手段であり、各社さほど差の無い性能の自動車を送り出している現代では、私の選ぶ基準は「どれだけストレスを感じないか」という一言に尽きる。

 このトゥアレグは車体が大きく細い道路では扱いにくいといった不満点を打ち消すだけの快適な移動空間を持ち得ており、私にとっては十分合格点であった。付け加えておくが、トゥアレグの TV CM を見て走行性能に期待を持って購入を検討しているお父様方、もちろん期待に沿うだけの車であることは間違いない。しかし私としてはトゥアレグの広く落ち着いた室内空間にも注目していただけたらと思う。
tab_cars_b
VLK10001-m.jpg
data
VOLKSWAGEN Touareg
VW 初の本格高級 SUV
tab_data_b
PORSCHE_Cayenne S_SPORSCHE Cayenne S
VOL06001-s.jpgVOLVO XC90
MERCEDES BENZ_ML320_SMERCEDES BENZ ML320
BMW_X5_SBMW X5
tab_links_b
フォルクスワーゲン ジャパン
http://www.vwj.co.jp/
本場ドイツの VW ホームページはこちら
http://www.vw-online.de...
recommend
s.jpg
トゥアレグ発表会
 7 月 7 日、東京は神宮外苑の中心的な建物である聖徳記念絵画館にてVW本格高級SUV“トゥアレグ(Touareg)”の発表会がおこなわれた。
range.jpg
激戦カテゴリーSUV!
最近このカテゴリーに新顔がどんどん出てきましたね。SUVとは言え走りはスポーツカー顔負け、内装は高級セダン顔負って感じで何やらにぎやかなですね。と言うことでちょっと集合してみました。
サマリー情報_サムネール
天まで届けNEW RANGE ROVER
世界最高峰といわれるレンジローバーがフルモデルチェンジをした。箱根で開かれた試乗会にSUV好きのスタッフ柴田が試乗。
w12_thumb.jpg
正に新世代スポーツカーだ!Touareg W12 スポーツ
フォルクスワーゲンの最高峰にあたるTouareg W12 スポーツに試乗、V6 を二機V型に組み合わせたとんでもないエンジンにどうしても乗ってみたかったのだ・・・。
hyundai_jm_012.jpg
ヒュンダイの新型 SUV「JM」発表会
ヒュンダイモータージャパン(株)は 2004 年 9 月 1 日、同社が新世代の世界戦略 SUV に位置づける新型モデル、「ヒュンダイ JM 」を発表した。
X3105.jpg
BMW X3 in 六本木ヒルズ StudioX3
2004 年 6 月 8 日 ビー・エム・ダブリュー株式会社は、六本木ヒルズ ノースタワー 1 階 STUDIO X3 にて BMW X3 の発表を行いました。
Copyright (C) 2001-2007 VividCar.com. All rights reserved.
bu_homebu_weeklybu_indexbu_back
Page 1/1 |