 |  |  | | | ラリーモントレー '03 | |  | 今年の 9/3 〜 5 に、北海道で WRC の開催が決定した。いままでに国際格式のラリーが行われたことはあっても本物がくるのは初めて。 FIA の 2004 年の暫定 WRC カレンダーが発表されてすぐの、 9 月 27 、 28 日の両日、群馬サイクルスポーツセンターをヘッドクォーターとしたラリーモントレー '03 が行われた。 |  | 文・写真:若林正幸
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|  |  |  |  |  |  | 若林正幸 [カメラマン] |  |  |  | | 現在、自転車の雑誌を中心に活動しています。自分でもダウンヒルの競技に参加しています。 |  |
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 |  |  | 2 駆部門と 4 駆部門の両方開催
全日本ラリー選手権には 2 輪駆動のカテゴリー(年間 9 戦)と 4 輪駆動(年間 8 戦)の 2 つのカテゴリーがあり、それぞれ開催地などの違いもあり、チャンピオンシップとしても全く独立したカテゴリーとなっている。両方開催されるのは年 4 戦ほどで、双方とも 7 戦目にあたる本ラリーは最終戦に向けて年間のランキングを一つでも上げるため、ドライバーは必死のアタックを繰り広げる事が必至の選手権なのだ。2 駆、 4 駆部門はさらに排気量や改造部分などが限られた車両などで3つのカテゴリーに分けられている。
その中でも 4 駆のトップカテゴリーである 4C カテゴリーにでは三菱ランサーエボリューションとスバルインプレッサが、ガチンコで対決しており双方とも年間ランキング 1 位の座を狙っている。 |  |  |  |  |  |  |
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 |  |  |  |  | | 観戦ポイントにはスタート 1 時間前からギャラリーが詰めかける。 |  |
 |  | | 携帯やデジカメ、ビデオ撮影をする熱心なラリーファン。 |  |
|  |  | ギャラリーステージの素晴らしさ
このラリーモントレーでは、群馬サイクルスポーツセンターでのギャラリースペシャルステージが 2 日間で 4 回ある。午前と午後、それぞれ登り、下りと走行時間やコースが微妙に変更されて行われる。
SS が始まると、コースサイドを移動することはできないが、見どころを求めてコース図を見ながら、スタート前に移動を開始する。観客も心得たモノで、折り畳みイスや軽食、飲み物など様々な観戦グッズを手に、お目当ての観戦ポイントに移動するのだ。
特に人気の集中するタイトコーナーは人気が高く、早く行かないと迫力をより味わえる最前列はすぐに埋まってしまうほどだ。
僕が見ていたのは午前中は登り、午後は下りとなるヘアピンコーナー。午前中の登りはともかく、午後の下りはブレーキングドリフトからのド派手なコーナリングを期待していた。同じ考えの人も多く、折り畳みイスなどを用意して早くから陣取るギャラリーの数も多く見うけられた。
さらに今回は、主催のチームアルパイン所属のドライバーで WRC でも活躍している新井敏弘選手がデモンストレーション走行を行った。観戦していたタイトヘアピンでは、登りにも関わらずフェイントを当て一気にドリフトに持ち込みキレイにアウトいっぱいに立ち上がると、陣取ったギャラリーからは拍手と感嘆の息が漏れるほど。
さすが世界で活躍するドライバー。サービス満点の走りを披露してくれた。 |
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 |  |  |  | | 立ち上がりでは尋常でない踏みっぷりだ。距離 10m 以下。 |  |
|  |  |  | スペシャルステージ開始
午前中は登りの SS 。実際の競技では 4 駆部門では派手なドリフトはあまり使われず、しっかりとリアにトラクションを掛けて立ち上がる走りが多く、迫力というよりもその突っ込みのブレーキングの鋭さと無駄のないライン取り、アクセルを開けるタイミングの早さに感心させられた。特に上位のドライバーは的確なハンドル裁きとアクセルの開け方によって 4 輪全体をスライドさせながらコントロールし、トラクションを掛けながら前へ出すという走り方は見ていてウマいという以外に表現できないほどスムーズ。
午後の下りは 4 駆、 2 駆ともに突っ込みのブレーキング勝負。ギリギリまでアクセルを踏んで入ってきて一気にフルブレーキング。観客とクルマとの距離は 10 メートルにも満たないのだから迫力は満点だ。 タイヤスモークも上がるフルブレーキングからしっかりとターンインし、クリップを付きながら弱アンダーで出口のアウトギリギリを狙う、コース幅を最大限に使った立ち上がりなどまさに職人芸!
クルマがよくわからない彼女でもそのテクニックが凄いということは解るはずだ。 |
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 |  | 見れば走りも変わるかも?
今まで実際に WRC のビデオやテレビで見てきた人は多くいるだろうが、やはりビデオと実際に見るのとは全く違った印象だった。
F1 を初めてみたときもそうだけど、遠くのコーナーからスキール音が近づき、目の前でブレーキングとシフトダウン。そして一気に向きを変えてコーナーを立ち上がる様は一種の感動。
ギャラリーステージとして最高のシュチュエーションを提供できる群馬サイクルスポーツセンターは、貸し切りの走行会なども行われているので、ターマックで走り回るなら、 JRC と同じコースでタイムアタックなどをしてみても面白いだろう。 WRC 元年の今年はさらに盛り上がること間違いないだろうラリー業界。
'04 のモントレーは 9 月 24 〜 26 日。北海道に行けない人は見に行ってみてはいかがだろうか。その面白さを実感できるはずだ。 |  |  |  |  |  |  |
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 |  |  |  | | 総合優勝した勝田選手の下りのヘアピンでのドリフト。 |  |
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|  |  |  |  | |  |  |  |  | 今 WRC が面白い! 今年の WRC は熱い!新世代勢力の台頭や昨年までのプジョ−の 1人勝ちの様相とは違い、ライバル達が拮抗したラリーを見せてくれる。
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