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tab_star2004/03/26tab_endLANCIA DELTA INTEGRALE 長期レポート
ランチア デルタがやってきた!
ランチア デルタ HF インテグラーレ ジアラ 長期レポート
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ランチア デルタ HF インテグラーレ ジアラ 長期レポートpage1デルタ_01_010.jpg
ランチア デルタ HF インテグラーレ ジアラ 長期レポートpage2デルタ_01_007.jpg
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saitos.jpgicon_home斉藤 敦
[WEB プロデューサー]
イタリア車が大好きなワタクシ。がしかし、最近、欲しいと思うイタリア車は1,000万円級のものばかり。うーむ、どうしたものか。しかし、ランチアの日本再上陸のニュースなど、ここ最近は再び息を吹き返してきたイタリア車には要注目ですぞ。
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【左】シャフトブーツ。左が新品で右が古いもの。古いものにはベアリングが動いた後がきざまれているのが分かる。
【右】インプットシャフトシール、通称:天狗の鼻。現在のものは対策品に変更され、Oリングがついたものに変わっている。オイル漏れが多かったのだろう。左が新品で右は古いもの。
デルタ_01_005.jpg
【左上】新品のシャフトブーツとインプットシャフトブーツを装着したところ。オイルまみれだった内部もきっちりと洗浄。
【左下】フライホイールもしっかりと研磨。古いクラッチディスクの表面が荒れていたので、こちらも磨いて表面をツルツルに。
【右上】シリンダーブロックカバー、2ヶ所を交換。クランクリアシールも交換している。クラッチ交換時には必須のポイント。
【右下】新品のクラッチカバーを装着したところ。
 
丁寧な作業を実感

 上記の写真のとおり、オイルまみれのケースの中もしっかりと洗浄。これは、今回がオイルまみれだったから、特別という訳ではなく、通常の交換でも普通に実施される。そして、インプットシャフトシールとシャフトブーツもクラッチディスクとカバーと合わせて新品に交換した。

 聞けばクラッチ交換の前にボディの下まわりをスチーム洗浄し、綺麗にしてからミッションを降ろしたという。そうすることで、オイル漏れなどを発見することができるからとのこと。このように丁寧な、ユーザーの立場に立った視点での作業は好感が持てる。

 今回はスペースの都合上、写真の掲載は出来なかったが、エンジンブロックの裏側にある三又ホースも重要なチェックポイントとなる。このホース、冷却水の通り道からヒーターホースに接続される部分なのだが、取りだし口の構造がゴムのため、接着のみの接続となる。そのため、接着部分が熱や経年変化で水漏れを起こすという。その他にも、パワーステアリングのパイプ形状のオイルクーラーもチェックしたい。全長 30 cm 程度の長さなのだが、布の被覆があるだけなので、自然劣化で固くなる。固くなっている場合、交換したほうが良いのは言うまでもないが、ミッションケースを降ろす時に引っ掛け、ホースが切れる場合があるという。 DIY でクラッチ交換をする方は、気をつけなければならないポイントの一つといえそうだ。

 また、クラッチリレーズシリンダーから、漏れが発見されたため、クラッチホースと共に交換した。
デルタ_01_006.jpg
【写真左上】写真中央に見えるのがシフトロッドマウント。写真では分かりにくいが、ゴムが裂けている。
【写真左下】クイックオリジナルシフトロッドマウントを装着した状態。
【写真右上】左が、ゴムが裂けた状態がはっきりと分かる古いシフトロッドマウント。右が、クイックオリジナルの新品、シフトロッドマウント。現在、純正品は欠品している。クイックオリジナルのものはデルリン素材を使用。
【写真右下】ご覧のとおり、エンジンマウントは完全に賞味期限切れ。
 
シフトロッドマウントを交換

 シフトフィールがいまいちで特に横方向の剛性感が無く、どうしたもんか、と試乗を終えた時に、新井メカニックに相談したら、「あそこのブッシュが逝ってますね。きっと」とのこと。

 新井メカニックがいう”あそこ”のブッシュを見ると、ゴムが裂けている状態で、まさに賞味期限切れという状態。上記の写真を見ていただければ、よくわかっていただけると思う。
 そう、”あそこ”のブッシュとは、シフトロッドマウントのことなのだが、困ったことに純正品は欠品中とのこと。しかし、そこはデルタのプロ、クイックトレーディング。オリジナルシフトロッドマウントを開発していたのだ。純正より固い素材を用いているので、横方向の剛性感はきっちりとしたものになった。

 このクイックオリジナルシフトロッドマウントは、6,000 円のプライスで販売される。ちなみに工賃は、クルマの個体によって異なり、10,000 円〜 15,000 円となっているという。本来なら、エンジンマウントのブッシュと同時交換で、縦方向の剛性感も上げたいところだが、今回は予算の都合で次回ということにした。

 しかし、エンジンマウントは悲しい状態。上記写真の右下を見ていただければ分かると思うが、通常 15 mm 程度あるマウントの厚さが、5 mm 前後に潰れている。どうりで、試乗の時に、前後にエンジンが動く感じがした訳だ。私のデルタと同じ位の走行距離のクルマなら、是非とも交換したいポイントだ。また、今回の作業中に、ブレーキホースの割れを発見。フロントのブレーキホースも交換した。

 ここまでの作業をし、今回のメンテナンス代金は、284,913 円 (エンジンオイル等の油種類の交換を含む)という金額になった。詳細な金額の内容は、右の脚注から、ダウンロード可能なので興味がある方は是非、ご覧いただきたい。次回のレポートは、タイミングベルトの交換についてのレポートをお届けしたい。こちらもお楽しみに。
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クラッチ交換の費用について :
今回のクラッチ交換にかかった費用を、こちらからダウンロードできます。ご興味のある方は、是非ご覧ください。
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