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tab_star2004/04/05tab_endUrban Sport CITROEN C2 の魅力
シトロエン C2 と C3 あなたならどちらを選ぶ?
なぜシトロエンは、あえて同じクラスにボディの基本的なディメンションを変えてまで新型車を投入したのだろうか?

その理由を探るために同じエンジンを搭載する、シトロエン C3 1.6 とシトロエン C2 1.6 VTR を借り出し、とある週末の殆どを両車と過ごし、その理由を探ってみた。
文 :斉藤 敦
写真:阿部昌也

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sakanouesicon_homeサカノウエ アガル
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イタリア車が大好きなワタクシ。がしかし、最近、欲しいと思うイタリア車は1,000万円級のものばかり。うーむ、どうしたものか。しかし、ランチアの日本再上陸のニュースなど、ここ最近は再び息を吹き返してきたイタリア車には要注目ですぞ。
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■シトロエン C3 1.6 コンフォートパッケージ・スカイルーフ装着車 車両本体価格 \2,401,350(オプション・消費税込)
ボディカラーはブルー ルシア(パール塗装)
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■シトロエン C2 1.6 VTR 車両本体価格 \2,037,000(消費税込)
ボディカラーはベール アプサント(パール塗装)
それぞれの魅力

 ”スーパーミニセグメント”が欧州、そして日本で人気を博しているのは、前回の記事でお伝えしたとおりだが、シトロエンは、欧州におけるコンパクトクラス市場に 18 ヶ月間という短い期間で、3 つのモデルを発表した。3つ のモデルとは、C2・C3・C3 プルリエル のことである。

 そして、日本では 2002 年 10 月に C3 が発売され、先月には、VividCar.com で注目している C2 が日本導入、C3 プルリエルについては時期は未確定なものの、日本導入の噂が聞こえてくる。

 そこでひとつの疑問が湧いてくる。C2 と C3 は、PSA グループの最新プラットフォーム 1 を採用しているものの、ボディの基本的なディメンションは色々と違う部分が多い。このクラスのクルマは、単一車種で 3ドアと 5ドアのバリエーション展開をする場合が多く、ドアの枚数以外、ボディの基本的なディメンションを変更することはまず無い(ワゴン除く)。その理由は明かで、コストの増加に繋がるからだ。

 では、なぜシトロエンは、あえて同じクラスにボディの基本的なディメンションを変えてまで新型車を投入したのだろうか?

 その理由を探るために同じエンジンを搭載する、シトロエン C3 1.6 とシトロエン C2 1.6 VTR を借り出し、とある週末の殆どを両車と過ごし、その理由を探ってみた。
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■シトロエン C3 1.6 のインテリア。コンフォートパッケージを装着しているのでレザーシートが奢られている。
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■シトロエン C2 1.6 VTR のインテリア。シートのサイドサポート部、ドアハンドル、シフトノブは 3色設定され、4つのバリエーションを持つ。ちなみに、写真のカラーはグリーン。
まずはインテリアを見てみよう

 両車共、同じダッシュボードを使用しているにも関わらず、それぞれ特徴のあるインテリアになっていて面白い。C3 はコンフォートパッケージを装着していることからグレーのレザーシートが奢られている。このシートがなかなか良く出来ていて、包み込まれるような座り心地がとても良い。ドイツ車などのピンッと張ったシートとは正反対に位置し、古き良きフランス車のシートの面影を残す造りとなっている。目隠しをして、ドイツ車のシートと乗り比べても、一発でフランス車のシートであることが分かるであろう。

 また、全高が 1,540 mm と高く、前席、後席ともに十分な室内高を実現している。このクラスのクルマの後席は、頭上の空間が足りない場合が多くストレスを感じることが多いが、C3 にはそれがない。フル乗車でも快適なドライブが出来るのだ。お洒落で非日常的な香りもするが、ファミリーユースにもしっかりと対応する 1台といえそうだ。

 対して C2 はというと、サイドサポートはしっかりと張り出し、クッションは固めで、スポーティな雰囲気が満点。こちらも座り心地が良く長時間のドライブでも、あまり疲れない。ブラックを基調としたインテリアはアクセントとしてシートのサイドサポート部、ドアトリムは、ドアハンドル、シフトノブとカラーコーディネイトされ、スポーティだが、お洒落でポップな感じを上手に演出している。ボディカラーによって、3色(アンバー・ブルー・グリーン)どれかのアクセントカラーが用いられ、どのカラーもセンス良く、ボディカラーとマッチしている。
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■ シトロエン C2 VTR のシートアレンジ
【左】5:5 の分割可動式なので、3名乗車の場合、大きな荷物を載せることが出来る。
【中】シートバックを前方に倒せば、大きな荷室空間が現れる。
【右】シートを 90 度倒して完全に折り畳むことも。前席のスライド量は制限されるが、フルフラットになり、 879 L のスペースが現れる。
 また、C2 のリアシートは、左右で独立しており、2 座のセパレート方式を採用している。10cm 前後に動くスライド機構を有しているので、身長 180 cm の私が座っても、膝の前に拳 1コほどのスペースが取れ、足下が狭く感じることは無い。頭上のスペースはもう少し欲しいところだが、ボディサイズを考えると十二分な広さを有しているといえるだろう。また、リアのドアパネルと一体成型される、幅広いアームレストも快適性に貢献している。C3 と比較して 180 mm 短い全長の為、フル乗車をすると、トランクルームは殆どモノを収納することが出来なくなる。ドライブや買い物に出かける時は、2人で、というのが基本かもしれない。そのキャラクターからパーソナルユースの強いクルマであろうから、これはこれで良いのかもしれない。

 両車に共通していえることとして、収納の多さと快適装備の充実が挙げられる。随所に配置されたポケットやトレイは使い勝手が良く、小物の置き場に困ることはない。そして、オートエアコン、雨滴感知式ワイパー、オートヘッドライト、マルチファンクションディスプレイ等、挙げ出したら切りがないほど装備が充実している。

 こうしてみると、C3 がコンフォートでファミリーユース中心、 C2 がスポーティでパーソナルユース中心のモデルであるということは、良く分かるのだが、インテリアからは、前述した”なぜ、シトロエンはあえて同じクラスにボディの基本的なディメンションを変えてまで新型車を投入したのだろうか?”という答えは見つからなかった。このような違いは、全く同じボディを使用しても実現させることが可能だからだ。
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■ シトロエン C2 VTR のインテリア ピックアップ!
【左上】ドアトリム、ドアハンドルも同じカラーでコーディネート。ドアハンドル部分はスケルトンになっている。
【左下】後席にある幅広いアームレスト。後席の居住性に大きく貢献している。
【右上】ステアリング裏のパドルスイッチでセンソドライブの操作が可能。
【右下】センソドライブ( 5 速マニュアルミッションベースのセミオートマチック)のシフトノブもスケルトン素材を使いカラーコーディネイト。
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曲線を多用し、往年のシトロエンの名車 2CV の匂いをどこはかとなく残し、とても優しい感じを演出。
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直線を基調としたシャープでスポーティなエクステリア。
その答えは走りに

 その答えは走りにあった。
 C2 と C3 の走りには明らかな違いがある。足廻りのセッティングが違うのはもちろんのことだが、C2 のキビキビとした身のこなしは、C3 と比べてショートホイールベースだから成せる技であろうし、また全高が C3 より低いこともこの身のこなしに有利に働いているといえる。前回の記事でも書いたが、都市の細い裏道をまるで泳ぐように走れるのも、このコンパクトなボディのおかげであろう。

 エンジンのスペックは同一であるものの、センソドライブのセッティングの違いと、ボディが小さく若干軽い車重のお陰で C2 の方がスポーティで加速も鋭い。

 対して C3 はというと、C2 よりもロングホイールベースで車重も若干重い為、高速安定性が高く、家族を連れてのロングドライブも難なくこなす。

 そう、ボディの基本的なディメンションを変えることによって、そのクルマの走りにおけるキャラクター付けをハッキリとさせたかったのだろう。確かに同一の車種で、3 ドアと 5 ドアをラインナップし、3 ドアの方をエアロやホイール等でスポーティに見せる演出をすることも十分可能だったはずだ。しかし、シトロエンはそうしなかった。ファミリユースの匂いが強いクルマを、いくらエクステリアに装飾してパーソナルユースを謳ってみても、どこがで無理がでることを知っていたのだろう。

 基本的なディメンションを変えて、別々の車種として設計したおかげで、結果としてエクステリアもお互いのキャラクターをうまく表すことに成功している。 C3 は曲線を多用し、往年のシトロエンの名車 2CV の匂いをどこはかとなく残し、とても優しい感じを演出。C2 はボディ前半部は曲線が使用されているものの、ボディ後半部にいくにしたがって、直線を基調としたシャープでスポーティなエクステリアをまとう。

 最後にセンソドライブの オートマチックモードの話を少々。
 前回の記事で、このオートマチックモードのぎくしゃく感について記述したが、学習機能をリセットし、都合 3日間走り回った結果、だいぶこの現象は解消され、シフトショックは強いものの、スムーズに自分の運転に合ったポイントでシフトチェンジしてくれるようになった。但し、低速域で、たまに 1 速か 2 速かの選択にコンピューターが迷ってぎくしゃくしてしまう現象があった。この点に関しては今後も調査を続ける予定だ。

 さて、今回は同じブランド・セグメントに属する 2台に焦点を当てておおくりしたわけだが、読者の皆さんはどちらのクルマを選ぶだろうか。そう、それはあなた自身のライフスタイルを考えれば、自ずと答えは決まるはずである。

 次回は、フランス車、シトロエンに乗ることで見えてくる新しいライフスタイルについて考えてみたい。お楽しみに!

 



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