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tab_star2004/06/21tab_end英国の旅
Walk This Way ... 新しいロンドンの快適な散策コース
最新ロンドンの人気スポット テートモダン
長い歴史と伝統を守りつつ、時代の流れにも敏感に反応しながら躍動し続けるロンドン。アート、ファッション、音楽、演劇、そして建築などにも常に新しい刺激を与えてくれます。
特にこの数年間は、景気回復と共にニュー・ミレニアムに向けての大々的な都市開発が進み、街中が一新され、新名所が続々と登場しました。中でも大変身を遂げたのがテムズ河南岸のウォーターフロント。地元ロンドナー達の間でも大人気のエリアです。
最新ロンドンのハートランドをじっくり散策してみませんか?
文・写真:藤原真理子
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最新ロンドンの人気スポット テートモダンpage1テートモダン105.jpg
観光スポットを抜けてバラー・マーケットへ行こう!page2炒め物105.jpg
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藤原真理子_プロフィール_写真Sicon_home藤原真理子
[通訳(英国在住)]
「晴れ時々曇り、後に雨」...と。 1 日で 1 年分の季節感が味わえると言われるロンドンならではの春の天候。真っ青な空が広がる朝でも油断できません。何を着て出かけようか、と迷ってしまう毎日です。
最新ロンドンのハートランドをじっくり散策してみませんか?

 「ロンドンに飽きた者は人生に飽きた者だ」と言ったのは、18世紀の文豪界の巨匠サミュエル・ジョンソン。長い歴史と伝統を守りつつ、その一方で多種多様な人種や文化を寛大に受け入れ、そして時代の流れにも敏感に反応しながら躍動し続けるこの街は、常に新しい刺激を与えてくれます。アート、ファッション、音楽、演劇、そして建築もしかり。特にこの数年間は、景気回復と共にニュー・ミレニアムに向けての大々的な都市開発が進み、街中が一新され、新名所が続々と登場しました。中でも大変身を遂げたのがテムズ河南岸のウォーターフロント。本サイトでご紹介済みのロンドン・アイもそのひとつですが、そこから東、現在のアート・シーンをリードするテート・モダン( Tate Modern )を中心に広がるバンクサイドは、地元ロンドナー達の間でも大人気のエリアです。

 初夏の太陽が眩しい土曜日、今日は最新ロンドンのハートランドをじっくり散策してみませんか?そう、この散歩コースは金曜、もしくは土曜日が絶対にお勧め。その理由は・・・後のお楽しみ、ということで、とにかく出かけましょう。 Walk this way...
オクソータワー.jpg
昔の工場を改装した、オクソータワー。今はおしゃれなお店やレストランが入っている。
まずは、テートモダンに向かって歩いて行こう!

 まずはテート・モダンに向かって、ユーロースターでお馴染みのウォータールー( Waterloo ) 駅周辺から、河沿いのクィーンズ・ウォーク( Queen's Walk )をゆっくり歩いて行きましょう。対岸の素晴らしい景色が心を和ませてくれます。有名なコンサート&シアター・ホール、ロイヤル・ナショナル・シアター( Royal National Theatre ) 前は数年前からスケボー・キッズの溜り場で、週末の今朝も子供達はスケボーに夢中です。手作りの小物店やカフェ、レストランが集まるガブリエルズ・ウァーフ( Gabriel's Wharf )でちょっとウインドー・ショッピング。朝でもたくさんの人々が集まっています。

 その先のオクソー・タワー( Oxo Tower )は昔の工場を改築した建物で、ここもオシャレなショップや、テムズ河が一望できる展望レストランなどが入っています。ブラックフライヤーズ( Blackfriars )橋下を抜けると、ズッシリした巨大ブリックのような、四角い、茶色の建物と細長い煙突が見えてきました!テート・モダン到着です。
テートモダン外観.jpg
ミレニアム・ブリッジからの壮大なテート・モダン
噂のミレニアム・ブリッジ

 左手は噂のミレニアム・ブリッジ( Millennium Bridge ) 。名前の通り、ミレニアムを記念して 2000 年に開通したものの、その後、揺れの問題で一時閉鎖、 2002 年に再開されるというおトボけイギリス人らしいハプニングもありましたが、この歩道橋のお陰で、北側のセント・ポール大聖堂( St. Paul's Cathedral ) と南のテート・モダンを繋ぐことができ、テムズ南岸へのアクセスが便利になったのです。古典建築そのもののセント・ポールと近未来的なテート・モダン、そしてその間に架けられた斬新なデザインの橋という、このコントラストの面白さが 21 世紀の『新しいロンドン』を象徴しています。橋の上で記念撮影でもいかがですか?正面からのテートは壮大でしょ。次回は北側のシティ周辺から廻って来る手もアリですね。

 それでは、テート・モダンに入ってみましょうか・・・。
テートモダン内部.jpg
【左】2 階テラスからの眺め【中】テート 1 階、広大なタービン・ホール【右】 2 階テラスに展示されているルイーズ・ブルジョワの作品、『ジャイアント・スパイダー』
テート・モダンに入ってみると

 ミルバンクにある本家テート・ブリテン(旧名テート・ギャラリー)の分館、 1900 年以降の国際的なコレクションを集めたテート・モダンの方は、予定通りにしっかり 2000 年 5 月にオープンしました。河沿いの北側入口は2階のバルコニーに続き、そこでいきなり視界がドォ〜ンと広がります。階下のとんでもなく広いスペースと吹き抜けになったガラス張りの天窓が印象的なタービン・ホール( Turbine Hall ) は、ここが元発電所だったということを彷彿させますね。廃虚と化した元発電所を改築し、モダン・アートの美術館に変貌させてしまったのは、イギリス人特有の"温故知新"精神があったからでしょう。バルコニーに展示されたルイーズ・ブルジョアの作品、『ジャイアント・スパイダー』も巨大!

 3 階、5 階が常設展示場で、通常の年代順ではなく、裸体、風景、静物、歴史的絵画という 4 テーマに分類されて展示されていることも画期的な試みですが、 4 階の特別展示以外はすべて無料というのが嬉しいです。だから、地元の人達も気軽に足を運べます。実際、私も今日で 6 度目ですが、こういった貴重な場所の運営を応援するためにも、館内随所に置かれている募金箱には毎回少しずつ寄付しています。
7階からの眺め.jpg
7 階カフェからの素晴らしい景色
お茶したら、次行ってみよう!

 ピカソ、モネからロングやウォーホールまで・・・・。さすが現代美術の宝庫!じっくり観て回ると丸 1 日はかかります。とりあえず今日はこの辺にして、 7 階のカフェでお茶でも飲みましょう。ほら、対岸の風景が一望できて最高でしょ!

 レストランからいい匂いがして来ましたねぇ〜。そろそろお昼時。うぅ〜ん、ここのモダン・ブリティッシュ料理にもソソられますが、今はグッと我慢。もう少し歩く事にしょう。
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