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tab_star2004/06/21tab_end英国の旅
Walk This Way ... 新しいロンドンの快適な散策コース
観光スポットを抜けてバラー・マーケットへ行こう!
長い歴史と伝統を守りつつ、時代の流れにも敏感に反応しながら躍動し続けるロンドン。アート、ファッション、音楽、演劇、そして建築などにも常に新しい刺激を与えてくれます。
特にこの数年間は、景気回復と共にニュー・ミレニアムに向けての大々的な都市開発が進み、街中が一新され、新名所が続々と登場しました。中でも大変身を遂げたのがテムズ河南岸のウォーターフロント。地元ロンドナー達の間でも大人気のエリアです。
最新ロンドンのハートランドをじっくり散策してみませんか?
文・写真:藤原真理子
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最新ロンドンの人気スポット テートモダンpage1テートモダン105.jpg
観光スポットを抜けてバラー・マーケットへ行こう!page2炒め物105.jpg
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藤原真理子_プロフィール_写真Sicon_home藤原真理子
[通訳(英国在住)]
「晴れ時々曇り、後に雨」...と。 1 日で 1 年分の季節感が味わえると言われるロンドンならではの春の天候。真っ青な空が広がる朝でも油断できません。何を着て出かけようか、と迷ってしまう毎日です。
ウィンチェスターパレスの残片.jp.bin
【上】シェークスピアズ・グローブ・シアター【下】オーソドックスなイギリス・パブ、ジ・アンカー
シェークスピアズ・グローブ・シアターとジ・アンカー

 テートのすぐ先、チューダー建築のユニークな建物はシェークスピアズ・グローブ・シアター( Shakespeare's Globe Theatre ) 。16 世紀のシェイクスピアの芝居小屋を忠実に復元した、野外の円形劇場です。上演シーズンは毎年 5 月から 9 月までですが、中世のシアター気分が満喫できる場所として、97 年のオープン以来話題になっています。常設の展示場やシアター・ツアーもあり、演劇ファンは見逃せませんね。

 元工場や倉庫を改装した高層フラットを過ぎると、典型的なイギリス・パブ、ジ・アンカー( The Anchor ) に突き当たります。ここもシェイクスピアの時代に開業され、 1966 年のロンドン大火で半焼、後に再建、そして改築を繰り返してきたという歴史の古いパブです。夏は 2 階テラスでのバーベキュー・ランチが美味しいんですよ。アッ、でも、今日はもう少し辛抱して下さい。とっておきの場所をご紹介しますので・・・。
ウインチェスターの残片.jpg
ウィンチェスター・パレスの残片
まだまだ続く観光名所

 アンカーの角を曲がると、ワインの館ヴィノポリス( Vinopolis )、中世の牢獄を再現した怪しげなザ・クリンク・プリズン・ミュージアム( The Clink Prison Museum )、その当時のウィンチェスター・パレス( Winchester Palace )の残片、そして 16 世紀に世界一周の航海に出た帆船ゴールデン・ハインデ( Golden Hinde ) のレプリカなど、観光スポットが続きます。そこで、ようやくゴシック様式のサザーク大聖堂( Southwark Cathedral ) が見えてきました。

 その先は・・・人混みが更に激しくなって、騒がしくなってきます。大変お待たせしました!本日のランチの場所、バラー・マーケット( Borough Market ) です!
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バラー・マーケットの正面玄関(ロンドン・ブリッジ方面)
バラー・マーケットって?

 ここは 13 世紀から続いているロンドン最古の生鮮市場。新鮮さが定評で、市内にある一流レストランの大部分がここで食材を調達しているんです。有名なセレブリティ・シェフ、ジェイミー・オリバーも顧客の 1 人。
ずっと卸し業専門だったのが、1999 年からは、毎週金曜、土曜日の 2 日間を一般に開放する一大フード・マーケットが始まりました。パン、ケーキ、ワイン、そして海外からの製品などなど、あらゆる飲食料品のストール(出店)が並んでいます(写真参照)。
最近のグルメ・ブームに乗って、毎週ここで食材を買いつつ、ストールで売られているハンバーガーやサンドイッチなどの軽食を楽しむ地元の人達もたくさんいます。
バラーマーケット.jpg
【上段左】オーガニック・ミートのバーガー屋さん【上段右】海老フライが美味しいタイ・フード屋さん【下段左】ホタテともやし、ベーコン炒め【下段右】バーガーを頬張るお兄さん
ストールで豪華ランチといきましょう!

 では、下町イーストエンドの庶民の生活を垣間みながら、国際色豊かなフード体験の豪華ランチと行きましょうか・・・。

 ほとんどのストールが試食をさせてくれるので、まずは、フランス産チーズやオリーブ、パンをツマミながら・・・前菜はタイ風海老フライなんてどうですか?日本の煎茶も売っていますね。メインの方は・・・スペイン産チョリソとロケット野菜のサンドも美味しそうだし、オーガニック・バーガーもいい匂い!向こうで長蛇の列ができているのは?へぇ〜、魚屋さんストールで売られているホタテ貝ともやし、ベーコンの炒め物ね。シーフード好きの私はこれに決めました。一皿 3.50 (約 700 円) で、付け合わせのパンは食べ放題。好みに併せて、塩、胡椒、ビネガー、チリソースをかけて、「いただきます!」と。とろけるようなホタテの柔らかさがたまりません!反対側のストールにあるサイダー・ドリンクのサンプルで咽を潤し、ケーキ屋さんストールでチョコレート・ケーキのデザートを・・・・。ふぅ〜、満腹、満腹、大満足です。珍しいパテやソース、可愛いビン詰めオリーブ・オイルなど、お土産にはもってこいかもしれませんね。
この続きはあなた次第!

 いやぁ〜、思いっきり歩き、食べましたね。いかがでしたか?新旧ロンドンの顔を覗きながらの散策は・・・。ナカナカ面白かったでしょ。まだまだ元気があれば、ロンドン・ブリッジ( London Bridge ) 駅を越え、タワー・ブリッジ( Tower Bridge ) 方面に歩いて行くのもグッド。ここからブリッジ先のシャッド・テームズ( Shad Thames )周辺にも、様々な観光スポットやお洒落なカフェ、レストランが集まっています。それともテートまで戻りますか?週末は夜10時まで開いているので、アート鑑賞続行もできますしね。

 ここからは貴方にお任せ。 It is up to you・・・ ということで、歩いてこそ分かるロンドンの魅力をもっと堪能してみて下さい。
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