 |  |  | | | ルノー・メガーヌ ツーリングワゴンに試乗 | |  | F1 で絶好調のルノー。試乗会前のブリーフィングで F1 モナコ GP のビデオを流してアピールしていたが、業績の方もヨーロッパ No.1 の販売台数を誇り絶好調のようだ。そんなルノーの屋台骨を支えているのがメガーヌ・シリーズ。 欧州 C セグメントの 32% を占めている人気車種である。 日本ではすでにハッチバックモデルが販売されているが、今回ツーリングワゴンがあらたに追加された。その試乗会のリポートをお送りする。 |  | 文と写真=柴田康年(VividCar.com)
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|  |  |  |  |  |  | 柴田康年 [VividCar元編集員] |  |  |  | | 最近、アナログ事が好きになってきました。 |  |
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 |  |  |  |  | グレードによって選べるボディカラーが違うのでご注意を。
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|  |  |  | グレードは 3 種類
まずは簡単にグレード構成から。ツーリングワゴンには、1.6 、2.0 、2.0 プレミアム の 3 グレードが用意されている。トランスミッションはすべて、マニュアルモード付きプロアクティブ 4 速 AT のみの設定である。ホイールサイズはそれぞれ、15 インチ、16 インチ、17 インチと大きくなっていくが、オプションでもいろいろと用意されているので詳しくは右のリンクからルノー・ジャポン HP へどうぞ。
今回試乗したのは、17 インチホイールを履きレザーシート+シートヒーター内装の最上級グレード、2.0 プレミアムである。
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 |  |  |  | | 【左】広いラゲッジスペース。【中】バイクのようなメーターパネル。【右】タッチデザインが使用されたセンターコンソール。 |  |
|  | 広くて明るい室内空間
ドアを開けて最初に目に飛び込んできたのは、フロアにある収納庫。アンダーフロアボックスというそうで、運転席と助手席にある。最近はエアバッグが標準装備であるため、どうしても収納スペースが減ってしまう。それを補う意味で作ったのだろう。ただしちょっと浅い。足で踏んでしまう位置なのが気になるが(蓋はある)、あまり丁寧に扱う必要のないモノを入れるなら便利そうだ。右のリンク、まつばらあつし氏の『新しくなったルノー メガーヌはこんな奴』に写真があるのでご参考に。
また、メーター等はそのままハッチバックから引き継がれるが、デザインはリッターバイクのようでポップだ。また “タッチデザイン” が採用されたセンターコンソールは、たとえばエアコン操作ボタンなら膨らんでいたら温度アップ、へこんでいたら温度ダウンというように、人間工学に基づいて直感的に扱えるように設計されている。
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 |  |  |  | | 走りは軽快だ。ハッチバックほどではないがエッジの立った個性的なデザイン。 |  |
|  | 運転してみよう
それでは、運転してみよう。当日はなぜか警察官がたくさん警備していて(家に帰って TV をみたら大臣さんがきていたそうで)ちょっと緊張したが、初めて乗るクルマにもかかわらず戸惑うことは何もない。ルノーがタッチデザインと呼ぶ人間工学的に正しいデザインは、一度場所だけ確認すれば後は直感的に操作できる。
ちなみに今回の試乗会では、警察官に職務質問された。たしかにグルグル回るクルマをパシャパシャ撮っていれば不審に思うかもしれないが、お手柔らかに願いたい。
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 |  |  |  | | 【左】2.0 プレミアムに標準装備の 17 インチホイール。【右】質感の高いインテリア。 |  |
|  | タッチデザインでソフトタッチ
ステアリングは軽いが、しっかりと操作感が伝わってくる。フランス車らしい、気分の良いソフトタッチ感を与えてくれるはずだ。開口部の多いワゴンボディであるにもかかわらず剛性感は高く、ちょっとした段差を越えてもミシリともいわない。コーナーを回ってもハンドリングは軽く、後ろに広いカーゴスペースがあることを忘れさせてくれるだろう。また、今回試乗した 2.0 プレミアムは 17 インチのホイールを履いており乗り心地の悪化を懸念していたが、段差で多少ドタバタする感じが出るくらいで不快に思うことはなかった。一昔前と違い、最近は 17 インチぐらいまでは完全に履きこなせるのだろう。 AT は D モードに入れている限りは上手に走ってくれるが、MT モードにしてちょっと遊ぼうとすると、シフトアップ/シフトダウンで繋がりがギクシャクすることがあった。日本向けにプログラミングを変えてきたそうだが、ここだけは惜しい。
ブレーキは初期制動の立ち上がりが早く、不用意に踏むとカックンとなるが、これは重い荷物を積んでも大丈夫なように強めにしてあるのだろう。最初違和感があったが、10 分も経てば慣れた。ここあたりにまだまだフランス色が残っており、個人的には乗るうちに好感を強くした。踏力が少なくて済むため、車両を返却するころには楽チンであったことも伝えておく。エンジンはどこにもひっかかりがなく、軽やかに右足に追従する。 MT モードで 1 速に落とし、アクセルを踏み込めば 5500rpm ちょいまでグーンと回る。 もうお解りだろう。メガーヌ・ツーリングワゴンはすべてにおいて、ソフトタッチなのだ。絶妙なバランス感で統一された柔らかい手触り。世界中で売られるようになって、味が薄くなったといわれるが、フランス車の軽やかさはまだまだ残されている。そして乗れば出来の良さに満足することだろう。
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 |  | 日本市場で飛躍するルノー
いままでヨーロッパで「黒いクルマ」といえばこのクラスではゴルフだった。しかしここ最近、販売店に足を運んだお客さんは「これいいね」といって、ブラックのメガーヌを買っていくようになった。これはヨーロッパ全土で認められた証なのだと。だから欧州セールス No.1 を獲得しているのだと。もうニッチマーケットのラテン車ではないのだといいたいのだろう。ルノー・ジャポンの勢いは止まらない。今年 F1 鈴鹿 GP に合わせてメガーヌ・ルノースポール 2.0 を発売する予定で、今後ハッチモデルにもMTモデルを追加し、来年度にはガラストップルーフをもつメガーヌ・クーペカブリオレの投入予定があるそうだ。
2006 年までに日本で 6000 台の販売目標をもつルノー・ジャポン。フランスの陽気さと、高い機械の完成度をもつクルマ。これからもルノーから目が離せそうもない。
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 |  |  |  | | 2.0 プレミアムにのみ設定されているパールブラックメタリック。17 インチホイールと相まって精悍さが漂う。 |  |
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