 |  |  | | | クライスラー・ボイジャーの 2005 年モデルに乗る | | CHRYSLER VOYAGER |  | | 5 月 29 日(土)より発売が開始されたクライスラー・ボイジャー、2005 年モデルル。ゆったりしたサイズ、広い室内、充実した装備。とってもアメリカンな気分を味あわせてくれる元祖ミニバンに試乗した。 |  | 文と写真=柴田康年(VividCar.com)
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|  |  |  |  |  |  | 柴田康年 [VividCar元編集員] |  |  |  | | 最近、アナログ事が好きになってきました。 |  |
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 |  |  |  |  | 【上】あたらしくなったフロントマスク周りに注目。 【下】グランド ボイジャー シリーズではボディーサイドモールを一新。それにしても長い・・・。
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|  |  |  | 一新されたフロントマスク
フロントマスクを一新した 2005 年モデル「クライスラー・ボイジャー」。このクルマには、クライスラーブランドのニューモデル共通のフロントデザイン要素が反映されている。
まずは、従来モデルからの変更点について話をしよう。 あたらしいブランドアイデンティティをアピールする変更点は以下の通り。 新デザインのフロントバンパー、フロントラジエーターグリル、異型4灯ヘッドライト、そして楕円から丸形へと変更されたフォグランプ。その他、細かい部分も含めるとかなりの数になる。
一言でいえば、クライスラーブランドのイメージを『これだ!』と確立するためにフロント周りを統一したのだ。クロスファイアーや今後出てくる 300C などにも見られるように、格子状のフロントグリルに上部のウイングバッジがクライスラーの顔になるようだ。
また今回のもう一つの変更点は安全装備の向上であり、3 列シートまでをカバーするサイドカーテンエアバッグを標準装備した。さらに、グランドボイジャーリミテッド、グランドボイジャーリミテッド AWD ではボディーサイドモールを一新した。サイズがゆったりしているため、魅力的に映えるだろう。
安全装備を充実させ、フロントマスクを一新したにもかかわらず、消費税込みメーカー希望小売価格で 21,000 円の値上げにとどまっている。各グレードと消費税込みメーカー希望小売価格(諸費用含まず)は下記の通り。
クライスラー・ボイジャー LX ¥ 3,486,000- クライスラー・ボイジャー LX プレミアム ¥ 3,906,000- クライスラー・グランドボイジャー リミテッド ¥ 4,452,000- クライスラー・グランドボイジャー リミテッド AWD (常時 4 輪駆動) ¥ 4,714,500-
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 |  | |  | それでは乗り込んでみよう
今回の試乗車は、クライスラー・グランドボイジャー リミテッド AWD(常時 4 輪駆動)。全グレード中で一番高いモデルだったが、ボイジャー LX ならこの大きさ(ボイジャーとグランドボイジャーでは全長で 30cm ほど違うが)と装備で 348 万円ちょいからスタートするのだから、じつはとてもリーズナブルなのだ。ただし内装がファブリックになるので、レザーシートが欲しいならば LX プレミアム以上のグレードとなる。 圧倒的に広い室内は、 1 列目から 3 列目まで本当にゆったり。 3 列目はちょっと座面の角度が気になったが、衝突時のことを考えてのことだろう。とくに 2 列目はジャンボジェットのファーストクラス気分を味わうことができる(私はファーストクラスに座ったことはないが)。クライスラーの発売している車種の中でもっとも再購入率が高いモデル、といわれたときはピンとこなかったが乗ってみればわかる。たしかにこの広さは魅力的に映るだろう。 静粛性の高さにも驚いた。どうしてもドロドロというエンジン音を想像してしまうが、ボイジャーに積まれる 3.3 リッター V6 はとても静かで、ほとんどキャビンに音が侵入してくることはない。長距離ツアラーとしての資質は高い。
その他、いかにもアメリカン、と感じたのは両側スライディング ドアと後部リフトゲートが電動化されていること。運転席と助手席の間のルーフについているオーバーヘッドコンソールのボタンを指で押すと、モーターでグーンと開いてくれるのだ。小柄なひとだと、開いたリフトゲートに手が届かないこともあるのでこれは便利だろう。少々モーター音がするが、無音でスーッと開いて周りのひとが気づかないより安全だと思う。こういうちょっとしたギミック、とくに子供は喜ぶだろう。
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 |  |  |  | | 【左】3.3 リッター V6 の静粛性は高い。【右】びかびかの "CONSUL" クロームクラッドアルミホイール。 |  |
|  | びかびかのクロームホイールとエンジン
もう少し、装備の話をしよう。"CONSUL" クロームクラッド アルミホイールは、びかびかの光沢を放つ。最近の傾向として、ただの大径ホイールでは飽きたらずにびかびかクロームメッキ加工が流行っているようで、ついこの間も驚くほど大径のびかびかクロームメッキホイールを履いたハマー H2 を目撃した。L.A. 辺りでラップをしています風お兄さんが乗っている雰囲気だったが、あのノリをもってきているのだろう。
エンジンは、先に書いたとおり大変静かだ。アメ車のエンジンはドロドロしなきゃ、という方にはイメージと違うかもしれないがとても静かに回る。R66 をずーっと走り続けるようなクルマなのだから、振動で疲れるようではいけないのだろう。もちろん車重があるだけに坂道ではアクセルを踏まなければいけないが、それで充分ゆったりと登っていく。パワー不足を感じることはないだろう。 キャンプの帰り家族はリヤシートでぐっすり、運転手もゆったりと家路を急ぐ。そんな光景が目に浮かぶようだ。
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 |  |  |  |  | | 逗子マリーナから見える海。もうすぐ夏、を感じさせる。 |  |
|  |  | 試乗会場の逗子マリーナ
それにしても当日は良い天気だった。遠くでは、ジェットスキーやウインドサーフィンを楽しむひとびとが、マリーナのレセプション会場から一望できた。クライスラーのイメージは真っ青な海に白い雲。陽気にみんなで楽しもう!というノリにぴったりだった。
マリーナには高級ヨットがたくさん並び、石原ファミリーならずとも海のオトコになってみたいと思うことだろう。まあ私はジェットスキーの方が好みですが(負け惜しみではありません、たぶん)。
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 |  | 遊びに行こう!
広大なラゲッジスペースには、驚くほどたくさん荷物が入る。ホイールを外さずに自転車が乗るのをみて、本当に欲しくなってしまった。日本車のように、多彩なシートアレンジができるわけではない。しかし、2 列目、 3 列目シートはエイヤッ!と外してしまえるために本当にフラットで広大なスペースが存在する。
豊富なオプションが用意されているのも魅力的だ。ラゲッジ・コンパートメントやルーフ上に、さまざまなライフスタイルに合わせて遊び道具をきっちり収納できるだろう。カヌーだろうが、カービングスキーだろうが、MTB だろうがどんと来い。ウィンタースポーツが好きな方には、AWD も用意されているし最近のスタッドレスは高性能なのでスキー場に行くぐらいなら朝飯前だろう。
北米のスキー場の中には、とんでもなくハードなところがある。ボイジャーでそこに行けというのは無理のような気もするが、そんなときには同じグループ内に素晴らしい走破性をもつジープ・ラングラーがある。蔵王のスキー場でラングラーの助手席に乗せてもらい、平坦な雪上はもちろん、まるで崖のように見える坂道でも難なく走るので驚いたものだ。 クライスラー社内では、さまざまなテスターが乗って評価しているはず。あまりハードなところは無理だろうが、そんなところで育ってきたのだから安心できるのではなかろうか。
ゆったりと広い空間を提供してくれる、クライスラー製高級ラクシュアリー・ミニバン。世界で初めてミニバンというカテゴリーを作り出し、いまだに世界中でもっとも売れている No.1 ミニバン。一度味わうと病みつきになるだろう。
さあ、ボイジャーに乗って遊びに行こう!
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