 |  |  | | | BMW X3 in 六本木ヒルズ StudioX3 | |  | | 2004 年 6 月 8 日 ビー・エム・ダブリュー株式会社は、六本木ヒルズ ノースタワー 1 階 STUDIO X3 にて BMW X3 の発表を行いました。グループ内には MINI とロールス・ロイスを抱え、5 シリーズも Z4 も売れ行き好調と攻勢を強める BMW 。そんな BMW のあらたな一手がプレミアム SAV の X3 。X5 より一回りコンパクトなサイズで使い勝手の向上を狙っています。 |  | 報告=柴田康年(VividCar.com)
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|  |  |  |  |  |  | 柴田康年 [VividCar元編集員] |  |  |  | | 最近、アナログ事が好きになってきました。 |  |
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 |  |  | あたらしいセグメント構築する X3
世界的に成功を収めた BMW X5 。それまでカテゴリーとして存在しなかったプレミアム SAV( BMW では SUV ではなく SAV 。スポーツ・アクティビティ・ビークル)を世界的に広げ、販売上も成功を収めたこのクルマのコンパクトサイズ版を X3 として発表しました。 X5 の登場によって、大幅に進化したレンジローバーを登場させ(ご存じの通り BMW の技術協力による)、VW トゥアレグやポルシェ・カイエンを誕生させたといっても過言ではないでしょう。その次の一手としての X3 。期待するなというのは無理というものです。
最初にスピーチをしたのは、ビー・エム・ダブリュー株式会社 代表取締役社長 ヘスス・コルドバ氏。スーツも BMW カラーにまとめ上げて、さすが BMW のエグゼクティブといった感じです。 個人的に最近は 5 シリーズや Z4 をよく見かけまして「特徴的なデザインだから印象に残るのかな」と思っていたのですが、 BMW ブランドとして販売台数は前年比で 11.2% のプラスと絶好調だそうですから、デザインによるものだけでなく実際に路上には多く走っているようです。
BMW デザインの責任者であるクリス・バングルはこんなことをいっていました。「クリストファー・ E ・バングル率いるデザインチームの仕事は、万人に指示されるモノではなくてもいい。わかるひとだけが好きになってオーナーになってくれれば良いのだ」と。
日本人の感覚からすると、えっ !? と思わされるクリス・バングルの発言でしたが、これだけ卓越したエッジーなデザインならばそれも納得するというもの。実際に販売台数で実証されています。
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 |  |  |  |  | 【上】期間限定で2004 年 10 月末まで六本木ヒルズ ノースタワー 1 階に開かれるショールーム「 STUDIO X3 」。 【下】これぞ BMW !なシルキー・シックス。 |  |
|  |  | BMW のアクティビティ
コルドバ氏は続けます。「 X3 はライフスタイルをより広げるための、クルマというよりギアなのだ」と。そして「高度な要求をする顧客のために作り上げた、実用性とオフロード性能に加え、 BMW としてのダイナミクスとアクティビティを兼ね備えたクルマであるのだ」と。
BMW としてのダイナミクスとアクティビティって何?と聞かれたら、それは BMW ならではの運動性能とドライバビリティであると答えるでしょう。 BMW に乗ればわかるスポーティさ。X5 はあの大きさと車高であるのに、素晴らしいハンドリングを見せました。一般的な SUV のダルなハンドリングだと思っていると驚くはずです。今回の X3 も期待できるでしょう。
エンジンは定番の M54 直列 6 気筒、通称 "シルキー 6 " 。 2.5 リッターと 3 リッターの 2 種類が用意されますが、2 年連続でエンジン・オブ・ジ・イヤー(エンジン・エキスポ 2 〜 2.5 リッタークラス)を受賞した太鼓判エンジンです。お得意のダブル VANOS を搭載して BMW の自然吸気エンジンの息吹を満喫することができるでしょう。とてもクリーンなエンジンで、各国の排出ガス基準に適合しています。
BMW としてのダイナミクスとアクティビティ。充分に堪能できそうです。
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 |  |  |  | 【上】 ETC 機能のついた自動防眩インテリアミラー。下の赤いポッチはアラームシステム。 【中】どこから見ても BMW な運転席周り。 【下】センターコンソールのアルミ・トリムは本物です。 |  |
|  |  |  | 充実した装備品
今回の BMW X3 のオプションの豊富さには驚きます。 たとえば、ETC 機能のついた自動防眩インテリアミラー。高速に乗る機会が増えて「便利だなぁ・・・」と感じるようになった ETC 。制度そのものには納得できかねる部分もあるのですが、料金所でひっかからないのは便利です。どうせ後からつけるのでしたら、最初から美しくインストールされている方が良いですよね。 それから、大きなパノラマ・ガラスサンルーフ。写真が上手く撮れなかったのでご紹介できませんが、本当に大きくグイッと開きます。開放感は高いですよ。右上のリンクから X3 のサイトへ行けます。ご参考までに。
インテリアのアルミニウム・トリム(標準)は、プラスチックに塗装や金属コーティングを施したモノではなく本物です。触るとひんやりと冷たい。表面には凝った模様の細工が施してあります。ドイツ製品らしくキッチリと仕上げてありますので、パネルが浮き上がったりしていることはありません。 オプションでは、鏡面仕上げのバーチ・ウッド・トリムと、これまた鏡面仕上げのシカモア・ウッド・トリムが用意されているので、クールさよりも暖かさが欲しい方でも大丈夫です。
オプション・パッケージは、 2 種類用意されています。 ひとつは、スポーツ・パッケージ。スポーツ・サスペンションやスポーツ・シートがついたり、方向指示器がホワイトになったり(中の光はオレンジです)、ホイールが専用品になったりします。 もうひとつは、ナビ・パッケージ。 VICS 3 対応の DVD ナビがつきます。メーカーオプションでうれしいのは、とても美しく収まること。オンボード・モニターが、くるっとダッシュボード上部の一等地から現れます。まだまだナビに抵抗感のある方も多いようですが、一度使うとやめられません。進化が早いのですぐ古くなってしまうのが “タマニキズ” ですが、パソコンと一緒でしょうがないのかもしれませんね。そうそう道が変わるわけでもないので実用上とくに問題はありませんが。
インテリアカラーは 3 種類(サンド・ベージュ、グレー、ブラック)。シートカラーはファブリック 3 種類、レザーが 5 種類。そして、ボディカラーは全部で 10 種類。ボディカラーとの組み合わせはほとんど大丈夫なようですが、一部組み合わせ不可になりますのでご注意を。 また、納期等で調整が必要なモノもあります。詳しくは右上の BMW ジャパンへのリンクからどうぞ。
新車を買う楽しみのひとつには、自分の思い通りのカラーにできることがあります。いざ買おうとしても、ボディカラーは 3 種類だけですよ、なんていわれて買おうにも買えなかった経験が私はあります。しかし、これだけ用意されていれば、シックにもクールにもウォームにも、自分だけの空間を作り上げられるでしょう。
その他コックピットは BMW の文法にそった配置がされているので、あれこれ迷うことはないでしょう。手に入れたその日から、アクティブに活動できます。
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 |  | |  | テールゲートを跳ね上げれば、広大なラゲッジスペース
最小で 480 リッター。最大で 1560 リッター。うれしいのは低フロアになっているので積み降ろしが楽に行えること。どうしても背が高いぶん、積み降ろしはハードになってしまうものですが、かなり考慮されています。ゲートの引っかかり部分も最小限に抑えられていますし(ほとんどないといっていいでしょう)、ガバッと開くおかげで大変使いやすそうです。 X3 はより身近にいろいろな場所をクロスオーバーするために作られたクルマです。都市から抜け出して、郊外にスポーツをしに行くのに最適でしょう。 X5 とほぼ同等の積載が可能だと胸を張るラゲッジ・コンパートメント。スキーでもサーフィンでも(オプションでルーフラックがあります) MTB でも( 3 台可)ご自由に。そんなときに荷物をしっかりと固定しようと思っても、フックがぐらぐらしたり引っ掛けるところがなかったりすると致命傷になりかねませんが、X3 は大丈夫。ラゲージ・ネットで急ブレーキを踏んでも荷物が飛んでくることもなく安心できますし、パーセル・レール上のラゲージ・フックのしっかりとしたクリック感は堅固さを感じさせます(オプション)。フックもあちらこちらに存在します。ユーザー本位の作り込みのよさを感じました。
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 |  | 作り込みの巧みさに驚く
BMW に限らずヨーロッパ車全体にいえることなのですが、デザインの一部として無塗装部分を大変上手に取り込んでいることです。とくにオフロードを想定しているのですから当然といえば当然なのですが、普通のセダンやワゴンでも、ドアサイドモールのデザインやバンパーへの回り込みなどが安っぽくなく美しくボディに溶け込んでいるのです。これこそが、本当の機能的なデザインと呼べるのではないでしょうか。
当然、走りの方もハイレベルでしょう。今回あたらしく開発した 4WD システムの xDrive は、アクティブ・ダイナミック・サスペンションコントロール と連動して、オフロード走行において最適なトラクションを確保するだけではなく、電子制御によって前後のアクスルへ駆動力を可変配分することにより、オンロードでの操縦安定性をも高めダイナミックに走ることができる、とのこと。試乗車を用意しましたので、乗ってたしかめてください、ということですからこれ以上の説明はしません。 Drive Impression をお待ちください。
いろいろな意味であたらしい挑戦を続ける BMW 。今回の X3 は新規顧客層の開拓を求めているのだそうです。常にあたらしく、アクティブに生活をするんだ!という方にはとてもよいチョイスでしょう。
価格は下記の通り(消費税込み、諸費用含まず) BMW X3 2.5i ¥ 5,130,000- BMW X3 3.0i ¥ 5,730,000-
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|  |  |  |  | |  |  |  |  | BMW Z4 3.0i SMG に試乗 大ヒットとなった BMW のロードスター「Z3」の跡を引き継ぐ「Z4」に試乗。そのデザイン故に最初は少し敬遠してしまったが、実車を見るとその思いは一変した。
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