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tab_star2004/07/02tab_endカッコイイクーペにグラリ
新型スポーツクーペ「アルファ GT」に試乗
ALFA GT 2.0 JTS SELESPEED & 3.2 V6 24V
箱根で行われたアルファ GT の試乗会に編集部から参加したのは斉藤と河津。久しぶりに登場したアルファロメオのクーペはどのような仕上がりを見せてくれるのか。2 人の試乗インプレッションをお届けします。
文:河津秀昭・斉藤敦
写真:斉藤敦

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河津秀昭_プロフィール_写真Sicon_home河津秀昭
[VividCar元編集員]
最近かなり真剣にクルマを探しています。欲しくなるクルマは、実際買えないものばかり・・・次のクルマは何にしようかな?
AlfaGT_JTS.jpg
流れる様なボディラインとプレスラインにより躍動感あふれるデザイン
アルファの“グラントゥーリズモ”

 2003 年のジュネーブ国際モーターショーで鮮烈なデビューを飾った「アルファ GT」が、遂に日本に導入された。イタリア語で“グラントゥーリズモ”=“グランドツーリング”を表す“GT”という言葉を聞けば、何となく“速さ”や“快適”といったものをイメージするであろう。アルファといえば、“速さ”は誰もが容易に想像できるはずだ。それでは、“快適”とはどういうことなのであろうか。

 そもそも、アルファロメオの長い歴史の中で、この“GT”の名を冠した名車は数多くある。その中でも、1963 年にデビューした「Giulia Sprint GT」の存在を抜きにアルファの“GT”を語ることは出来ないであろう。

 このクルマは、当時ベルトーネのチーフデザイナーであったジウジアーロがデザインした希代の名車である。コンパクトで 2 ドアのボディながらも、フル 4 シーターを実現し、1.6 リッター直列 4 気筒 DOHC エンジンを搭載。ボンネットとフロントノーズの合わせ部に段差を設ける独自のデザインで、“段付き”の愛称で親しまれたモデルである。大人 4 人が快適に移動できるだけでなく、スポーツモデルとしてのパフォーマンスも抜群であった。

 つまり、スポーツモデルとしての高いパフォーマンスのみならず、リアシートの乗員にも快適な空間を提供するのが、アルファロメオの“GT”に脈々と流れてきたスピリットといえるだろう。
AlfaGT_V6.jpg
ちょこんと埋め込まれたテールランプがアルファらしい
GT の中身を見てみると...

 それでは、「ALFA GT」をもう少し細かく見ていこう。まずは、ボディは 156 がベースとなっている。リアシートの快適性を謳う GT ならば、これぐらいのホイールベースは最低限必要ということであろう。フロントサスペンションはダブルウィッシュボーン、これは 147 から、リアサスペンションはマクファーソンストラット、こちらは 156 スポーツワゴンの物を流用している。

 そしてエンジンは、お馴染みの「2 リットル直噴エンジン JTS」と「3.2 リッター V6 」を搭載。組み合わされるトランスミッションは、JTS には 5 速セレスピード、V6 には 6MT となっている。

 なんだかこれだけ見てしまうと、全てのパーツが流用されており、コスト削減かと肩を落としてしまうかもしれない。だが実際に乗ってみると、細かな改良がしっかりと加えられており、さすがアルファ!といった、期待を裏切らない仕上がりとなっているので、それはまた後ほど。
AlfaGT_in.jpg
インテリアは基本的に 147 を継承している
注目のリアシートは

 インテリアは、基本的には 147。センターコンソールをご覧頂ければ、一目瞭然であろう。それはさておき、大人4人が快適に座れるというリアシートを見てみよう。

 実際リアシートに座ってみると、身長 163cm の私で普通には座ることはできる。だが、フロントシートにより閉塞感がそれなりにあり、快適なのかといわれると考え込んでしまうところだ。定員は 5 人となってはいるが、これはさすがにツライであろう。ただ、GTV のリアシートよりは快適だった。クーペとしてのスタイリングの美しさと、快適性の妥協点としては優秀なレベルに達していると思う。

 ラッゲジスペースも 320 リットルの容量を確保しており、リアシートのアレンジにより、最大で 905 リットルにまで拡大することが可能。クーペとはいえ、ハッチバックのように開くゲートのおかげで、荷物の出し入れも容易で使い易い。
AlfaGT_4.jpg
左上:タンの内装はこの様な感じ。いかにもアルファらしいインテリアだ
右上:メーターまわりのアップ。ホワイトの文字盤が新鮮で視認し易い
左下:リアシートはご覧の通り。背の高い人には少しキツイかも
右下:トランクもこのセグメントにしては大きく、320 リッターの容量を誇る
AlfaGT_r1.jpg
軽い JTS はワインディングでもガンガン走れる
2.0 JTS SELESPEED の走り(河津)

 まずは、2.0 JTS セレスピードから試乗。試乗会の会場となった箱根周辺のワインディングを走ってみる。

 まずは、セレスピードの進化に驚いた。CITY モードで AT のように何の操作もなしに走ってみると、格段にギクシャク感が少なくなっている。シフトアップの度に体が前後にガクガクすることもない。そして、マニュアルモードには新たに SPORT モードが加わった。これは、シフトラグを減少させ、よりスポーティーな変速を可能にするプログラムである。多少クラッチミートのショックが大きくなるが、変速動作は速くていい感じだ。

 ハンドリングは、アルファらしく非常にクイックで回頭性は抜群。エンジン自体の軽さもあって、軽快にひらひらとワインディングを駆け抜ける。比較的車体を大きく動かしながらのコーナーリングとなるが、動き自体に不安感は伴わない。ただ、リアはフロントに比べると路面への追従性が今ひとつなので、コーナーリング中のラフな操作で流れてしまうことがある。ただし、これは VDC と呼ばれるスタビリティコントロールを切った状態での話だ。

 アルファといえば、V6 だろう!という声も聞こえてきそうだが、私の好みとしてはこちらの JTS の軽快感がオススメ。絶対的なパワーは比べられないが、エンジンもしっかりとアルファサウンドを奏でてくれるし、レスポンスも良く気持ちいい。

続いては、編集員 斉藤による V6 のインプレッションをお届けしよう。
AlfaGT_engine.jpg
左:伝統ある 3.2 リッター V6 エンジン  右:こちらも最早お馴染みの 2 リッター JTS エンジン
AlfaGT_r2.jpg
3.2 V6 はワインディングより高速が得意なステージだ
3.2 V6 24V の走り(斉藤)

 早速、アルファ GT に乗り込むとタン色レザーシートとブラックのインテリアがお出迎え。”これが、アルファだよね”と、どっかの CM で聞いたことのあるフレーズを口ずさみながら、箱根のワインディングロードを走りだした。

 今回、私が試乗したモデルは、3.2L V6 エンジンを積むモデル。そしてトランスミッションは 6 速マニュアル。このエンジン、先頃マイナーチェンジされた、GTV、スパイダーに搭載されるエンジンと同じもので、GTA のエンジンを 10ps デチューンしたものだ。軽快に回るエンジンと気分を高揚させるサウンドはアルファのお家芸といえるもの。このエンジンだけでも買う価値ありますね絶対。

 で、走りはといえば、3.2L モデルに箱根のワインディングは似合わないというのが私の結論。というのは、箱根のコーナーが連続するワインディングでは、コーナー進入時のアプローチではクイックにノーズをインに向けるのだが、問題はその後。2.0L モデルに対してフロントヘビーなその重量配分のせいか、その後の旋回に問題が残るのだ。軽快なワインディングでの走りは、2.0L モデルに譲って、こちらは、可愛い彼女を隣に乗せて、バビューンと高速を飛ばし、遠くへ旅行に行くような、名前の通りのグランツーリスモ的な使い方が似合っている。低回転からトルクフルなエンジンのおかげで、マニュアルトランスミッションでもセコセコとギアチェンジしなくても走るので、都心の渋滞路もなんとかこなせる。もちろん、イタリア人のように、積極的にシフトチェンジしてアルファサウンドを堪能するような走り方も OK。

 そして私のお勧めは、ちょっとダークな、ストロンボリグレーのエクステリアにレッドのインテリア。ちょっと怪しいイタリア野郎を演出するには最高なツールとなります、ハイ。

◇◆◇


 そのデザインだけでこのクルマを買う人もいるであろう、流れるような美しいデザインがウリのアルファ GT。アルファロメオらしくスポーティーな走りを満喫できるのに加え、ラゲッジルームやリアシートの実用性の高さがポイントだ。クーペとしての美しさとパフォーマンス、サルーンとしての快適性を、両方とも追求したいワガママな方にオススメのクルマです。



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ALFAROMEO GT
快適さとエレガンスが共存するスポーティーカー
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