 |  |  | | | 水しぶきを超えて 2004 フレンチカップ | | 2004 French-Cup |  | 6 月 6 日恒例のフランス車の運動会であるフレンチカップが行われた。
6 月に入ると梅雨前線が張り出し雨のシーズンになる。ある程度予想はしていたとはいえ、こういう的中は避けられるものなら回避したいところである。
TC1000(筑波サーキット コース 1000 )で行い始めてから、始めての雨天開催となったフレンチカップ、それにしても先日の“めいほう”といいラテンイベントはこのところ本当に雨にたたられている。
それでも午前中はまだドライコンディションを保っていたのだが、午後からは完全なウェットの走行会となってしまった。 |  | 文・写真:きもだこよし
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|  |  |  |  |  |  | きもだこよし [クルマの似顔絵描き] |  |  |  | | 3 月からルノー府中にて、メガーヌやルーテシアなどルノー車の、イメージイラストの常備展示ならびに複製画の販売をさせていただける事になりました。興味のある方は、是非ともいらしてください! |  |
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 |  |  |  |  | 【左上】フレンチカップといいつつも、参加条件はフランス車とイタリア車。当然デルタも OK !! 【右上】フレンチカップには、シトロエンがいなきゃ始まりません。カクカク・ボディーの BX 【下】やはり多いホットハッチ。みなさん楽しそうです |  |
|  | グループ分けは状況次第
グループごとに分けられて並ぶいつものパドックも、もうすっかりおなじみの顔ぶれであふれていた。ファミリーカーからカリカリのチューンドにいたるまで参加できる F-cup は、参加状況によってクラス分けを行われる。
初めてエントリーする人間やタイムより楽しむことを主体とする 1 グループ。そのせいと思うが、ココはかなりの割合で AT 率が高い。 サーキット走行には慣れているがタイムとしては初級クラスの 2 グループ、そして 3 、4 とグループが進むたびにそのタイムも上がっていく。つまり、最後の 5 グループともなるとペースはトップクラスとなる。
そのせいか、このクラスに入っている方は 205 あたりでもカップカーやフルチューンのクルマが出てくる。唯一 206RC がノーマルでエントリーかと思われたが、よくよく聞くと決してノーマルではないようだった(もっともこのクルマ自体がすでにノーマルとは言えそうに無いけれど)。ここまでくると、もうその速さも折り紙付きだ。
毎年行われ続けてきた行事だけに、このグループ分けもその都度変化してきている。
昨年速かったので上のグループへとコンバートされた者、またあきらかにこういったところを走りなれていると思える人でも、初参加ノーデータのために 1 グループへと配される者、中には当日になっていきなり 5 グループの激戦区へ変更になられたご愁傷様な方もいらっしゃいました。 |
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 |  |  |  |  | | 今年からピットに屋根がつきました。急な雨の整備でも安心ですね |  |
 |  | | 美しいピニンファリーナ・デザインの 406 クーペ |  |
|  |  | 雨に負けない新設備
今年に入って会場の TC1000 にも大きな変化があった。そう、ピットエリアに屋根が付いたのである。
昨年まではアスファルトに白線のみで仕切られていたピット周辺に、今年になって立派な屋根付きのピットレーンが完成した。 以前は、パドック前の土手や金網越しにしか観戦出来ず、どこか隔絶された思いがあったが、このピットが完成したおかげで屋根の上にも観戦場所が確保された。
これによってより近くで迫力のある観戦が可能になった。実際そこからの眺望もいいもので、TC1000 と本コースが同時に見ることが出来るのはおそらくここだけだろう。
だが今年に限って言えば、最大の恩恵は屋根そのものだろう。新設されたおかげで荷物をズブ濡れにせずに済んだ参加者も少なくない筈である。 |
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 |  |  |  | 【上】あわや大惨事、の 5turbo 。お尻の辺りから火が出ているのが見えますか? 【中・下】ウェット路面でもアグレッシブに攻め続ける強者達 |  |
|  |  |  | 震撼!TC1000
穏やかな空気の下で始まった F-cup、だが開始早々サーキット内には緊張が走った!
4 グループ目が予選走行を始めてすぐに、最終コーナー手前から 5turbo が火災を発生、あわや大惨事のところを、幸いにして素早い対応と消火活動で事なきを得ることが出来た。 参加者の助けもあり、ドライバーも車も無事であった。
落ち着いたところでオーナー氏に伺うと、どうやら燃料ホース周辺から破損による燃料漏れのようで、車体自体も大きな損傷も無く、パーツがあれば交換してすぐにも走行が可能なようにも思えたそうだ。 ただし万が一のことがあるのでと、この日はトランポで安全策をとって帰宅をされた。
開始早々から波乱を予感させるスタートとなった。
雨のせいなのか今年は直前になってエントリーを控える参加者もいたぐらいなので、例年に比べ若干台数が少ないように思えた。
それが影響をしているのか、この天候が原因でギャラリーの方々も幾分応援が控えめ、いつもなら椅子とテーブルが立ち並ぶ土手にも、傘の花が開き佇むように見ている姿が目立った。
事前のエントリーリストには、スピダーや 205turbo16 などの車種も列挙されていたのだが、この天候ではキャンセルもいたしかたない。実に惜しい。
だがその分参加した者たちは「アメニモマケズ」なツワモノぞろい、普段以上のアグレッシブさで攻めていく。 |
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 |  |  |  |  | | 安全に楽しむためには不可欠なドライバーズ・ミーティング |  |
|  |  | 説明会は臨機応変に
午後ついに雨が降り始め、ここで一時参加者を集め説明会(実はスタッフ間でも開始直後の様子を見て熱くなりすぎるのに若干不安を覚えていたのだ)。天候悪化による事故を考え、もう一度安全確認を促すイミでも、集めて説明を行おうと判断したのだ。
このあたりの間の取り方はさすがに手馴れたもので、今年の少ないスタッフ事情を考えると、このあたりは大事であろう。
ここであらためて説明をすれば、F-cup はあくまで走行会でありレース競技ではない。タイムを競うこともあるが、あくまでも参加者がクルマを走らせ操る楽しみを味わう事を主目的としたイベントである。
この 2 度目の説明会が功を奏したのか、この悪天候にもかかわらず一台の事故も無く無事に終えることが出来た。 |
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 |  |  |  | | 青・紺系のイメージがあるクリオ(ルーテシア)にも赤は似合いますね |  |
|  |  |  | 楽しみを追求する新たな試み
TC1000 で行なうようになって今年初めて試みた企画が 2 つある。ひとつはレッスン走行であり、もうひとつは体験走行だ。
レッスン走行はご存知の方も多いと思われるが、文字通りプロのドライバーにテクニックを教えてもらうモノであり、自分の参加車両をプロがドライブしながら、もしくは自分がドライブしながらその指導を受けるといった物である。
この際なので私もテクニックを見せていただくためにプロのドライブで指導を受ける。
そして体験走行は、参加者の家族・友人を同乗させたり見学だけのつもりで来ていた方の車両でサーキットコースを走ってもらうというものだ。
先導車について周るその姿は一見するとカルガモの行進か大名行列のごときゆっくりとしたものだが、良い経験になるのはたしかだろう。 |
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 |  | 次なるステージへの予感
走行会終了時に主催者からのニュースで、来期以降の F-cup は今年新設された富士のショートコースも、その会場として検討に入れ始めているという。
TC か富士か?これからもラテン車走行イベントとしてのフレンチカップから目が離せない。 |  |  |  |  |  |  |
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