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tab_star2004/07/20tab_end英国の旅
イギリスで車を運転したい!という人のために・・・
車好きの人にとって、一度は試してしてみたいのが海外でのドライブ。
見知らぬ土地での慣れない横文字標識や交通ルールの違いなど、不安材料はたくさんありますが、日本と同じ、右ハンドルの左側通行、そして日本の交通規定のお手本となっているイギリスなら、他の国と比べて比較的運転しやすのではないでしょうか・・・。
是非チャレンジしてみませんか?ということで、今回は「イギリスで車を運転したい!」という人のために、そのノウハウや交通事情の豆知識をお知らせします。
文・写真:藤原真理子
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藤原真理子_プロフィール_写真Sicon_home藤原真理子
[通訳(英国在住)]
「晴れ時々曇り、後に雨」...と。 1 日で 1 年分の季節感が味わえると言われるロンドンならではの春の天候。真っ青な空が広がる朝でも油断できません。何を着て出かけようか、と迷ってしまう毎日です。
レンタカーのサイン220.jpg
ロンドン市内、郊外などで見かけるレンタカー会社のサイン
まずは、レンタカーの手続きから

 まず必要なのが国際免許証。渡英前に用意しておきましょう。日本の免許証も必要になってくるかもしれませんので、そちらの方もお忘れなく。

 レンタカーの手配は様々な方法がありますが、期間さえ決まっていれば、割引料金のあるオンライン予約が断然お得。事前にインターネットで種々レンタカー会社の詳細を調べ、条件、料金、車種等で、最も適した会社を選んで下さい。

 ハーツやエイビスといった大手の会社は日本語でのホームページもあって便利です。「英語でも大丈夫」という人は、格安料金がモットーの Easycar も要チェック。各会社でレンタルできる年齢や条件、また、ピックアップやデリバリーの場所、そしてレンタルするシーズン、期間によって料金も変わってきますので、そういった細かい部分を確認して下さい。
(注:ハーツ・エイビス・Easycar.com の詳細は、右のリンクよりどうぞ)

 現地で直接借りる場合は、空港や主要駅には必ずレンタカー会社がありますから、そこで手続きができます。ただ、イギリスではマニュアル車が多いので、オートマチック車をご希望の方は事前予約が必要です。支払いは、ほとんどの場合クレジット・カードからの引き落としになります。

 実際にレンタカーを受け取る際は、契約書や保険の内容、そして車体を入念にチェックしましょう。また、返却日、方法、万一の事故、故障に遭った時の緊急連絡先やガソリンの種類なども再確認して下さい。そう、イギリスのガソリンスタンド(英語名は petrol station、または garage )はすべてセルフサービス、自分で給油しないといけないのです。
情報誌とディーラー500.jpg
【左】Exchange & Martや在英日本人用の情報誌には、中古車情報が満載。【右】ワーゲン・ディーラーには、中古車も揃えています。
長期滞在なら買ってしまうのも良いでしょう!

 長期滞在で常時車が必要なら、思い切って中古車を買ってみませんか?

 新聞や雑誌等を販売するニュース・エージェントには、エクスチェンジ&マート( Exchange & Mart )、オート・トレーダーズ( Auto Traders )を始め、数々の中古車専門雑誌が売られていますし、日本レストランや食料品店に置かれている在英日本人用の情報誌、ニュース・ダイジェストやジャーニーにも中古車販売の広告がたくさん出ていますので、そちらの方も調べてみて下さい。日本語、且つ日本人との交渉なので安心です。

 ご希望の車種があれば、直接ディーラーに行くことをお勧めします。新車、中古車にかかわらず、ディーラーで購入するのが一番確実です。私自身、オートマでの小型車→日産マイクラ(日本で言う"マーチ"です)かな・・・ということで、近くの日産ディーラーに行き、現在の愛車を購入しました。ただ、中古車の方もオートマ車となると一挙に値段が上がってしまいますが・・・。

 購入時は、車の登記証明書( Registration Certificate )、車検証明書( MOT Test Certificate ) をバイヤーから受け取り、登記証明書は所有者変更欄に必要事項を書き込み、登記所に郵送します。車検は年 1 回、証明書の有効期限に併せて更新しなければいけません。

 路上駐車が多いイギリスでは、日本のような車庫証明は必要ありませんが、ロンドンや郊外の都市となると駐車スペースが限られていますので、自宅付近に無料の駐車場がない場合は、その地域の役所で住居者専用の駐車許可書( Residential Parking Permit )を申請することになります。
道路票とバスレーン500.jpg
【左】ロンドン市内の道路サイン
【右】バス専用のバス・レーンは、乗用車が走ると装置カメラでチェックされ、約1万6千円の罰金が課されます。
さあ、運転しましょう!

 さて、車の準備ができました。いよいよ運転スタートです。

 基本的にイギリスの道路は日本にとてもよく似ていますが、日本では見かけない標識やラウンドアバウト( roundabout )という、サークル型のロータリーは少々クセモノ。信号のないラウンドアバウトでは右からの車が優先されますので、右手から車が来ていないのを確かめてから入ります。すぐに左折する時は左車線へ、それ以外は別車線で右折のウィンカーを出し、サークルに入ってから車線変更、そして出口付近で左折のウィンカーを出します。
 また、バス専用のバス・レーンにもご注意下さい。渋滞しているからといって、空いているバス・レーンに入ると監視カメラでバッチリ撮影され、」80.00 (約16,000 円)からの罰金を課せられます。
 高速道路をはじめ、至る所に設置されているスピード監視カメラもご用心。制限速度以上のスピードで通り過ぎるとカメラがフラッシュして、後日、罰金の請求書が送られて来ます。因みに、イギリスはマイル表示、キロではありません。

 ロンドンでの運転は、渋滞や一方通行、限られた駐車スペース、そして平日の日中はウエストエンド付近のコンジェスチョン・チャージ( congestion charge )という厄介な通行料の支払い規定もあり、かなり面倒です。少し離れた場所に車を残し、中心部では地下鉄やバスを利用した方が賢明でしょう。
交通監視員220.jpg
数分でも許してくれない厳しいトラフィック・ワーデン(交通監視員)。彼らを見つけたら要注意。
お巡りさん以外にも、気を付けて

 ロンドンに限らず、路上駐車には十分気をつけて下さい。赤や黄色、白などのラインが入っている道路は、終日駐車禁止、或いは時間的な制限などが必ずあります。

 パーキング・メーターにしても、規定時間を少しでもオーバーすると、その周辺を常時巡回している無情なトラフィック・ワーデン( traffic warden )という交通監視員(交通巡査ではなく、私営会社から派遣されている彼らは、イギリスで最も嫌われている職業なのです!)に即座にチケットを切られたり、クランプという黄色い鉄の輪をタイヤにはめられたり、揚げ句の果てにはレッカー移動されることもありますので油断禁物です。

 短時間でも車から離れる場合は必ずロックして、車内には貴重品はもちろん、ジャケットや買物袋なども残さないで下さい。イギリスは他国よりは安全と言われていますが、車や車内の荷物の盗難事件は頻繁に発生していますので、すべてトランクに入れておきましょう。

 同様に、夜や女性 1 人の運転時には、安全のために全ドアのロックを。
イギリスのカントリー・ロードこそ

 ・・・と、ナンダカンダと煩く言ってしまいましたが、ここでメゲナイで下さいね。イギリスでの運転の楽しさは、なんと言っても郊外へのドライブです。ロンドンから 30 〜 40 分も走れば、辺り一面に田園風景が広がり、きっと爽快な気分にしてくれることでしょう。

 北部に向かう高速 M1 経由でマンチェスター、リバプール周辺まで突っ走るのも良し。もしくは、西や南西方面行きの M4 からヒースロー空港を過ぎ、ウィンザー、オックスフォードといった有名な観光地やブライトンなどの海岸地帯へのドライブも快適です。

 高速から降りて、国道の A 道路、そしてもっと狭くて婉曲した道の多い地方の B 道路も是非体験してみて下さい。地図と分かり易い道路標識に添って行けば、迷うことはありません。ガイドブックには載っていない、小さな、可愛い町や村を発見した時の喜びは格別です。

  Have a nice drive!!
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