 |  |  | | | チームロータス 50 周年イベント開催! | | LOTUS 50th ANNIVERSARY |  | イギリスのスポーツカーメーカーであるロータス社。そのコンペティション部門であったチームロータスが、その創立 50 周年を祝うイベントを開催しました。
イギリス東部のノーフォーク州ヘイゼルのロータス社の工場で行われたイベントは、あいにくの天候にもかかわらず、大変多くのお客様の来場で賑わっていました。 |  | 文・写真:武田和宏
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|  |  |  |  |  |  | 武田和宏 [自動車業界人] |  |  |  | | イギリス車の魅力を、文化や歴史も合わせてお伝え出来ればと考えています。 |  |
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 |  |  |  |  | 【左上】珍しいロータス 11 も本家であれば見ることが出来ます 【左下】残念ながら潜水は無理なようです 【右上】言わずと知れた、7 ですね 【右下】エランとヨーロッパ、低い小さい可愛いの三拍子揃ってます |  |
|  | 駐車場はオーナーズミーティング
朝 10 時、会場であるヘイゼルのロータス社に着くと、普段案内される正門ではなく「裏から入れ」と言われた。案内にしたがって進むと、普段はテストコースとして使われている工場裏手の敷地に誘導された。テストコースの半分を仕切ってそこをお客様用の駐車場にしているのだ。
駐車場ではロータス車で来場されたお客様と、その他の一般来場者とを分けて誘導していて、ロータス車が案内されている駐車場は、さながらオーナーズミーティングの会場のようである。
セブン、エラン、エリート、エクセル、エスプリそしてエリーゼと歴代のロータス社が世に送り出したスポーツカーの数々が並んでいる。中にはコルチナやオメガといったロータス社が深く関わった変り種も見つける事が出来る。 |
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 |  | 工場の中は文化祭
会場はテストコースのスピードイベントと、工場や駐車場での展示イベントに分かれる。
展示イベントは主に普段工場として使われている建屋を中心にしている。その中身はというと、日本のメーカーが時々開催しているいわゆる「工場オープンデー」と同じような雰囲気、そう、学校でいうなら文化祭である。
こういう集客イベントに慣れた我々の眼から見ると、なんとなく広告代理店の手が入っていない素朴な造り、もっと言うと素人臭さが抜けない展示になんとなく親近感がある。
車が並べられている展示場所が塗装の検査ラインだったりすると、どうも塗装の仕上がりに目が行ってしまうのは私だけではないはずだ。
ただ、並んでいるものは桁外れで、歴代のF1カーを中心に、ロータス社がある意味ではフェラーリと同様にコンペティションをするために車を作っていたメーカーであったという事が良く理解できる。
日本でも F1 人気がピークだったころ、そう JPS やキャメルがロータスのスポンサーであった頃の F1 マシンがずらりと並んでいるのである。 |
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 |  | テントの中は同窓会
テストコース脇の大きなテントには、今日行われるスピードイベントに参加する歴代のフォーミュラカーがずらりと並んで出番を待っている。
そう、チームロータスは現在はクラシック・チーム・ロータスと呼ばれ、歴代のフォーミュラカーをそのオーナーの依頼を受けてメンテナンスし、このようなイベントやサーキットでの走行会に備えるのが仕事になっている。
そこには 1950 年代のフォーミュラカー、いわゆる葉巻型の車から最終に近い 99T まで、すべてがエンジンに火が入り、サーキットを走れる状態で並んでいる。
そしてそれらの車の脇にはオーナーであったり、往時のドライバーであったりする方々がレーシングスーツを着て、専属のメカニックと一緒に出番を待っている。
エンジンに火が入ると、さすがフォーミュラカー、その音は実に迫力があり、さらにはその年代によって微妙に音が違うのが興味深い。
50 年代、60 年代の車はかん高い排気音、近年の車はいかにも音圧の高そうな迫力ある排気音を発している。 |
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 |  |  |  |  | | F1 だけでなく、F2・F3 にも積極的にマシンを送り込んでいたロータス。小さく軽いマシンは、大排気量マシン達をことごとく撃破したのです。コーリン・チャプマンのコダワリの勝利でした |  |
|  |  | スピードイベント。皆元気です。
午前中は曇天に小雨まじりの典型的なイングリッシュサマーの中で、年代順に古いほうから走行会が始まった。各車、それぞれに元気な排気音をとどろかせて勇躍、コースへ入っていく。
車もそれなりの年齢なら、それをドライブするオーナーもそれなりの年齢であり、車とドライバー双方をいたわりながらの走行ではあるが、やはりこれだけの数のフォーミュラカーが実際にコースを走っているということは驚きに値すると思う。
近年の車が走る午後になると、雨脚が少し強まって、コース上はいわゆるウェットコンディションという感じ。各車ウォータースクリーンを巻き上げながらの走行になった。
そんな中でも、やはりスタート時のエンジン音の迫力はなかなかなもので、イベントに参加したお客様には一番のお土産だったのではないだろうか。
イベントに集まったお客様の総数は聞いていないが、その年齢層の広さには驚いた。この手のスピードイベントは、若い人たちの為のものという感覚があるが、それこそお年寄りから若者まで、家族連れでそれぞれにイベントを楽しんでいる様は、微笑ましくもあり、羨ましくもあった。
イベントとしての仕掛けはそれほどのものではないが、こんなイベントが気軽に日本でも見られたら、どんなに良いだろうと思えた一日であった。 |
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