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tab_star2004/08/13tab_endクルマの王道セダンボディ
新型アルファ 166 は伊達男への近道となるか !?
フェイスリフトを受けたアルファロメオ 166 の試乗会が先日、都内で行われた。会場には限定販売となる 147 と 156、156 スポーツワゴンの「Linea Rossa 」シリーズをはじめ、アルファロメオの最新モデルが真夏の日差しを浴びて輝いていた。
文と写真=柴田康年(VividCar.com)
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1202_sicon_home柴田康年
[VividCar元編集員]
最近、アナログ事が好きになってきました。
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166 は造形物としての完成度の高さを感じさせるデザイン。

男前度がアップした 166

 さて、今回のメインとなるアルファロメオ 166 は、アルファのフラッグシップとして君臨するモデル。今回のフェイスリフトでは文字通り「顔」が変わった。グリル部分の盾が立ち上がり気味になり、盾の先端はヘッドライト上部のプレスラインから流れ降ちるようなラインを描く。GT や 156 の顔に近づいたといえばそうだが、個人的には凛々しくなったと思う。人間でいえば、眉毛の手入れが行き届いて数段、男前になった感じだ。

 グレードはスタンダードな 3.0 V6 スポルトロニックとレザーシートが標準設定となる エクスクルーシブの 2 つ。試乗車は後者で、シートに座るとアルファの他のモデルよりも明らかに落ち着いたインテリアに目がいく。「走る・遊ぶ・楽しむ」という Fun を語りかけてくる 147 や 156、GT などとは違い、ちょっと優雅でちょっとセクシーな感じ。これなら日本人のオトーサンたちにも無理なく乗れそうだ。ハンドルを握り、公道へと走り出ると静かすぎず、ほどよくアルファサウンドが聞こえてくる。

 コーナリングでは粘りつつも楽しさを感じさせるアルファ独特のマジックで、運転が上手くなったかのような感覚を味わえる。シフトはシーケンシャルモード付きの 4 速 AT「スポルトロニック」を採用。マニュアルモードは、もともと走りを味わうクルマではなく、大人が走りも楽しむクルマであるため、それほど頻繁には使用しないだろう。自動変速モードは学習機能が付いており、走行状況に応じて変速パターンを変えてくれるという。

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左上:全幅は 1,815mm とアルファでいちばん大きなサイズ。
右上:問題のナビシステム。ぜひともグレードアップを希望。
左下:計器類はホワイトメーターでスポーティーな印象。
右下:ラウンドした形状が艶めかしいインテリア。
何はなくともレザーがおすすめ

 上の写真にあるインテリア関係をさらに見ていこう。ドライバーズ・シートはゆったりとスペースがとられており、このあたりはさすがにフラッグシップのゆとりを感じさせる。室内の居住性は高く、リアシートも荷物置き場ではなく、大人がきちんと座れるゆとりがある。そのインテリアを包み込むレザーはエクスクルーシブのみの設定で、ブラックとベージュの 2 種類がボディカラーに応じて配色される。大人のセダンとしてのキャラクターを求めて 166 を選ぶなら、迷わずエクスクルーシブをおすすめしたい。ファブリックシートでは、アルファロメオ・デザインセンターが手がけるエクステリアとのバランスが取れないのではないだろうか。イタリアンブランドのスーツを着て、チェーン店の居酒屋に行くぐらいハズしていると思う。

 そして 166 には、計器類を 5 インチモニターを通して操作できる ICS(インテグレーテッド コントロール システム)が搭載されている。これによってエアコンはもちろん、10 スピーカーサウンドシステムなども制御できるシステムとなっている。だが、ここで問題点がひとつ。このシステムはナビゲーションシステムを兼ねているのだが、未だに CD-ROM というのはいかがなものか。あくまでもアルファロメオのフラッグシップモデルなのに。

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ストレートでの走りはプレミアムセダンそのもの。しっとりと加速してゆく。
どこか謎めいた官能的な香り

 アルファロメオといっても、166 はセダンボディだし、トランスミッションも 4 速 AT のみ。国産車から乗り換えても何の違和感もなくなじめるだろう。走りに関していえば、コーナーではドライバーを楽しませ、直線ではとてもスムーズかつイージーに走ってくれる。ツボを押さえたアルファ・テイストで、国産車よりもドライバーを楽しませるというエンターテイメント性は明らかに優れている。

 166 というキャラクターは乗っているひとを上品に見せる効果もあるし、どこか謎めいた官能的な香りももたらしてくれる。それは、アルファのなかでも 166 にしかないものだと思う。昔、さんざん遊んで大人の男になりました、みたいな。だけど遊んだ過去がなくても、そういう風に見せてしまうのが 166 のもっともスゴイところ。乗り手のキャラクターまでも演出してくれる強力な武器となることは間違いない。

 ぼくとしては 166 を、自分をイメージチェンジしたい男性諸君、および「オレ、こんなハズじゃなかったのに」と嘆いて男を忘れかけている世のオトーサンたちへ捧げたい。アルファロメオ 166 は、手っ取り早く伊達男をつくりあげてくれる、情熱と品性を兼ね備えたクルマである。

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2 リッターの GTV とスパイダーにはアルファテックス・シートが標準装備される。
番外編その 1 GTV とスパイダーにツインスパーク搭載

 会場には、166 だけでなく、2004 年 7 月に追加された新モデルのアルファ GTV とスパイダーも展示されていた。

 2 リッターのツインスパークエンジンを今回あらたに搭載するのは GTV とスパイダー。さらにスパイダーの 3.2 リッターモデルには、左ハンドルモデルも追加される。

 これにより、GTV はツインスパークの心躍るような咆哮を堪能しながらのドライビングを楽しめるようになった。3.2 リッターモデルより 85 〜 95 万円安く、コストパフォーマンス的に優れてはいるが、レザーシートなし、アンチスリップ・レギュレーションもなし。ただ、ツインスパークの軽快さと、エンジンとしての性能をこよなく愛しているなら、確実にお得なモデルだ。

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カラーリングのおかげか、標準モデルのアルファよりもさらに精悍な表情に見える。
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156 と 156 スポーツワゴンのレッドレザーインテリアにはドアパネルも含まれる。何とも形容しがたい妖艶な雰囲気はアルファらしくもあり、魅力的に目に映る。
番外編その 2 限定モデルはスパルタン&セクシー

 GTV、スパイダー続いて、漆黒のボディに切り裂かれたように鋭く『真紅のライン』が描かれている限定車「リネア ロッサ」シリーズも展示されていた。

 何が違うのかというと、エクステリアでは、エンハス・キャラクターラインという名の上記のカラーリング、ピレリ P ゼロの 215/45 を履いた 17 インチ専用アロイホイール、ヘッドライトウォッシャー、ショートアンテナ、そして「リネア ロッサ」のバッジがつく。たしかにスタイリッシュではあるけれど、実際に見て感じるのは気品というよりも色気。赤レザーシートのせいか、けっこうムンムンである。

 インテリア面では、一見してわかる鮮烈なレッドレザーインテリアをはじめ、各種専用パーツがおごられるが、エンジン関係では変更点はナシ。また今後のアルファ 156 シリーズにも正式採用される「BOSE バージョン」、19 万 5,000 円高の「NAVI バージョン」のいずれかを選択できる。通常のモデルよりもゴージャスな内装を与えられているけれど、それは決して華美ではなく、あくまでも精悍さの延長線上にあるもの。アルファ独特のテイストがさらに強く味つけされたコーディネイトだ。

 赤と黒という強烈なカラーリングはクルマ単体としてはとてもスパルタンで、セクシーな印象を受ける。ただ、このクルマをファッション的に乗りこなすという観点でいえば、けっこう難しいかもしれない。クルマの個性にひとが負けてしまいそうな気がするのだ。モデル体型のイケメンなら何の問題もないんでしょうけど。全国合計で 147 は 400 台、156 は300 台発売されるので、通常のアルファ・デザインでは物足りないという方にぜひおすすめします。




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Alfa166-m.jpg
data
ALFAROMEO 166
フラッッグシップ
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ALF02006-s.jpgALFAROMEO 156
ALF05002-s.jpgALFAROMEO GTV
ALF04002-s.jpgALFAROMEO SPIDER
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フィアット オート ジャパン株式会社(アルファロメオ)
http://www.alfaromeo-jp...
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