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tab_star2004/10/25tab_endカッコイイクーペにグラリ
アルファ GTV ツインスパークを買う理由
デビューから 10 年、まだまだ現役のイタリアンクーペに加わった
回春剤「ツインスパーク」に試乗。オシャレで気持ちいいクーペは、
乗り手の回春剤にもなったのだった。
文と写真=斉藤 敦(VividCar.com)
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sakanouesicon_homeサカノウエ アガル
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イタリア車が大好きなワタクシ。がしかし、最近、欲しいと思うイタリア車は1,000万円級のものばかり。うーむ、どうしたものか。しかし、ランチアの日本再上陸のニュースなど、ここ最近は再び息を吹き返してきたイタリア車には要注目ですぞ。
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兄貴分の 3.2 V6 24V に対して装備を一部簡素化。といってもエクステリアではフロント&リアスポイラーがつかないのとホイールデザインが違う程度。インテリアはレザーシートが布シートになりカラーもブラックのみに。ASR(アンチ・スリップ・レギレーション)はついていません。ミッションは当然 5 速 MT です。
あれから 10 年・・・

 アルファ GTV が本国デビューしたのは 1994 年。そう、いまからちょうど 10 年前。フェラーリといえば F355 が、ランチアでいえばデルタが、マセラティでいえばギブリが現役の時代。その当時の斉藤といえば、ハチロクでドリフトに明け暮れていました。うーん、時代を感じます。

 左ハンドルの 2 リッター V6 ターボエンジン+ 5 MT 仕様が日本にやってきたのは 1996 年のこと。1998 年に 1 度目のフェイスリフトが行われ、日本モデルは右ハンドルに。続いて 2001 年にはドライブトレーンを刷新しています。

 そして昨年、GTV を手がけたピニンファリーナによって、147 の流れを汲むいわゆるブレラ顔にフェイスリストされたことはみなさんご存じのとおり。同時にエンジンは、156&147GTA に搭載されている 3.2 リッターをデチューンしたモノになりました。そしてあれから 1 年、2 リッターツインスパークを積むモデルが GTV に加わった。モデル末期のこの時期にあたらしいグレードを追加するなんて意気ですね、本当に。

 この 2 リッターモデルは、3.2 リッターモデルに対して装備を一部簡素化して価格を 396.9 万円(消費税込み)に抑え、ギリギリ 400 万円アンダーを実現した企業努力の 1 台。ちなみにツインスパークエンジンは、147 の 2 リッターモデルとまったく同じものです。

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編集部の 97 年式 GTV 3.0 V6 24V に比べてインテリアの質感は断然こちらが上。Alfatex シートはブラックの中にうっすらと見えるレッドの模様がアクセントになっている。オートエアコン、FM/AM チューナー付き CD プレーヤー& CD チェンジャーはもちろん標準装備。ちょっとアップライト気味のシフト位置が往年のジュリア・シリーズを想い起こさせます。

クーペなお年頃

 さて、GTV の簡単な紹介を済ませたところで、なぜデビューから 10 年も経った末期モデルの GTV、それもツインスパークをピックアップしたのか、というところを説明させてください。

 20 代も終盤を迎えた今日この頃、ちょっとシャレたクーペなるものに乗ってみたいなんて思うものの、値段はほとんどが 500 万円オーバー。ちょっと頑張れば手が届く(消費税込み諸費用除く) 400 万円以内で買える輸入車クーペとなると、フォード・マスタングかスマート・ロードスタークーペぐらいしかありません。

 そんな中、流星のように現れたのが、この GTV のツインスパークモデルなのです。最初はブレラ顔に抵抗感があったものの、実車を見るとそんなに悪いワケではなく、段々かっこ良く見えてくるからアラ不思議。独特のスタイリングは好みがわかれそうなところですが、クーペならこのくらいアバンギャルドな方がよいかと。それになんてたって 400 万円アンダーですから。

 それじゃあ乗ってみなければ!ということで試乗してみたワケですが、クーペはやっぱり気持ち良くなければバツ。カッコはもちろん大事だけど、走りも同じくらいに大事なんです。というわけで、夜も更けてシーンと静まり返った横浜・港北のオフィスから、お気に入りのベルベットのジャケット片手に東京は青山まで走らせてみました。

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150ps/6300rpm のツインスパークエンジン。低回転でのトルクはちょっと細い気もしますが、そこは巧みなギアリングでカバー。エンジン音とフィールは 156 の JTS に比べてアルファ度高し。でも、そんなことを言い出すとツインスパークも 8V の方が味があったとか、やっぱりジュリアのあれは・・・というような展開になったりしませんか?

尻軽ではなく鼻軽

 乗ってすぐに感じたのが、編集部の V6 モデルより気持ちよくノーズがインに向くことです。V6 モデルは高速コーナーでリアがよく粘って速いけれど、低速コーナーでは終始ドアンダー。装備はほぼ同じなのに V6 とツインスパークの重量差が 70kg もあるというのは、ほぼエンジン重量の差といっていいでしょう。フロントの重量差が走りの違いを生んでいるのは間違いなく、個人的にではありますが、走りの気持ち良さでいえばツインスパークに軍配が挙がります。

 肝心のエンジンはというと、試乗車がまだ 200 km しか走っていないおろしたての状態だったこともあって回り方は重く、ツインスパークならではの気持ちよさは味わえませんでしたが、147 と同じエンジンということを考えると及第点。官能度では V6 の方が何枚か上手なのは承知の上で、100 万円ほどリーズナブルな価格と走りの気持ち良さからすると、ツインスパークをセレクトする理由は十分にあると思います。

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ツインスパークで選べるカラーは全 4 色。試乗車のライトグレーと呼ばれるメタリックカラーは夜の街によく映える。それにしても GTV は夜の街に似合うクルマです。その妖しいスタイリングが、これまた同じ妖しい都会の夜に溶け込んでいきます。

GTV を見習いたい

 クーペスタイルをもつアルファロメオには現在、この GTV の他に今年発売されたばかりの GT があります。

 GT が 156 のシャシーをベースに作られていることはご存知でしょうが、GTV が 156 の前の世代、155 をベースにしていることもご存じでしょう。デビューしてから度重なる改良がされ、モデルがあたらしくなる度に完成度は高まってきてはいるものの、やっぱり前世代のクルマ、という印象が拭いきれないのもまた事実であります。

 しかし!

 ピニンファリーナがデザインしたシルエットは、10 年の歳月を経たいまも古臭さを感じさせないどころか、なによりもスポーツカーらしい立ち姿でいえば、GT よりもGTV の方に分があるとは思いませんか? 洗練度や完成度では GT の圧勝ですが、GTV には GT が失ってしまったイタリア車の味が色濃く残っています。それが 400 万円です。

 頑張れば手の届くお値段、ストレス解消にうってつけの気持ちいい走り、色褪せないイタ車の魅力をもった GTV は、同年代のヤンエグあるいは独身貴族(ともに死語)にぜひ乗っていただきたいクーペです。ちなみに斉藤は、 GTV を見習って古臭くならないようにしなければ、と自分を戒めてもみました。




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ALFAROMEO GTV
前輪駆動車界のトップガン
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フィアット オート ジャパン株式会社(アルファロメオ)
http://www.alfaromeo-jp...
アルファロメオのオフィシャルサイト
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さて、どうする?

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