 |  |  |  | 2004/09/24 |  |  | extra et cetera |  |
| | クルマの未来2〜キャデラックの将来を背負う XLR | | ブルガリとの共演 |  | ヘンリー M. リーランドが 1902 年にキャデラックモーターカーを設立しキャデラックモデル A を導入して以来、2004 年で 102 年目を迎えるキャデラック。100 周年を迎えた 2002 年からブランド力を見直す転換期に入っている。
そうした中で生まれた XLR。キャデラックのプロダクト戦略にとって、実は重要な位置にあったことが分かる。1000 万円を超える高級車が果たす、大きな役目とは。 |  | 文・写真:北添正和 写真提供:日本ゼネラルモーターズ(株)
|  | |
|  |  |  |  |  |  | 北添正和 [] |  |  |  | | それまで MOVA だった携帯電話をようやく FOMA に替えました。カメラは 200 万画素になり、こうなるとますますデジカメの必要性を感じなくなってきた今日この頃です。 |  |
|  |  |  |  |
 |  |  |  |  | | イタリアの高級ブランド BVLGARI と共同でデザインされた計器類 |  |
|  | |
|  |  |  |  |  |  |
|
|  |
 |  | キャデラックが変わり始めている
2003 年 3 月から日本に導入された CTS を皮切りに、キャデラックが変わり始めている。従来のデザインを一新し、まるでショウカーのようなエッジの効いたデザインそのままで、市場にデビューしているのだ。これにはいくつか理由があるのだろうが、個人的にはターゲットとする市場拡大という戦略の一つの結果ではないか、と考えている。
その昔キャデラックといえば、歴代アメリカ大統領専用車としてのイメージ通りに、重厚で貫禄があり、アメリカンドリームを達成した成功者たちが乗るステータスカーとして認知されていた。現にブッシュ大統領が新たに就任した時にはドゥビルを加装した専用車が納車されている。
そうした保守的なイメージを持つキャデラックが、CTS を市販すると聞いた時には、思わず耳を疑ったものだ。それまでと全く異なるデザイン、価格帯。既存顧客の期待を裏切る斬新さは、当時関係者の間では物議を醸した。
そしてそれからわずか数ヵ月後の 2004 年 3 月、またもや意表をついたロードスターモデル、XLR がデビューした。なぜキャデラックは路線を変えつつあるのか。 |
|  |  |  |  |  |  |
|
|  |
 |  |  |  | | ステルス戦闘機のイメージを取り入れてデザインされた XLR |  |
|  |  |  | エルドラドからの転換
XLR は 2 シーターのロードスターモデルだ。たしか 1999 年まで日本では販売されていたクーペモデルのエルドラドが、日本を撤退後( 2002 年生産終了)数年間、日本ではクーペモデルが無かった。エルドラドなんて知らないと思われる方が多いと思うが、1953 年からキャデラックの中でスーパーカーとして存在し続けたエルドラドの日本撤退を、悲しんだファンは実は多い。
あの 2002 年のエルドラド生産終了は、XLR に象徴される新たなキャデラックを打ち出すための小休憩であったのだと、考えている。この 2 年間はキャデラックブランドにとってまさに変革の時期であり、2004 年の XLR デビューは大きな大きな意味を持っている。 今回の XLR のデビューは、単にクーペモデル(正確にはロードスターだが)の再来というだけでなく、キャデラックは本当に生まれ変わる気だ、という意気込みを、改めて思い知らされる出来事だった。 |
|  |  |  |  |  |  |
|
|  |
 |  | キャデラックの顧客
以前、キャデラックを納車する際にオーナー数人に話を聞いたことがある。「なぜメルセデスベンツや BMW でなくキャデラックを選ぶのでしょう?」返ってきたのは「やっぱり存在感」と、さも当然かのような答えだった。こうした顧客に支えられ、キャデラックは販売台数を伸ばしてきた。2003 年度のキャデラック販売台数は 845 台、実に毎月 70 台が販売されていたことになる。(出典:JAIA)
キャデラックの顧客層といえば、セビル・ドゥビルの時代、それ以前のエルドラドがあった頃から、50 歳以上の会社経営者というイメージが強かった。実際これらのクルマを新車で購入するほとんどの人が年配層だったのを覚えている。 メーカーにとって怖いのは、こうした年配層が主ターゲットの場合、当然ながら老いていき自らクルマを運転することが無くなる世代である以上、徐々に市場縮小してしまうことである。さらに過去のビュイックがそうであったように、年配層のイメージが付いたブランドには若者は共感しない。 キャデラックが生まれ変わる必要性は、ここにあったのではないだろうか。 |
|  |  |  |  |  |  |
|
|  |
 |  | XLR 導入の意味
従来の年配顧客層からの脱却を目指すキャデラックが、その第一弾として送り込んだのが CTS であった。CTS の価格帯を見ても、若年層へのアピールが見て取れる。では XLR 導入の意味はなんだろうか。
XLR の価格は 1,150 万円。(消費税別)所謂、超高級車と呼ばれる部類のクルマだ。購入する顧客層は当然リッチな人々、ここまでは別に以前と変わっていない。変わったのは購入する人たちのライフスタイルである。XLR を選ぶ人々は、以前のキャデラックの顧客層のようにコンサバティブな人々ではなく、プログレッシブな人々へと変化しつつある。このことは、様々な記事に出ているようにマイケルジョーダンやマドンナが購入したという事実からも、伺い知ることが出来る。 つまり CTS によってキャデラック購入層の裾野を広げ、XLR で現代の新たな富裕層を取り込む、という戦略。キャデラックが高級車市場で生き残るために選んだミチなのだろう。 |
|  |  |  |  |  |  |
|
|  |
|
|  |  |  |  | |  |  |  |  | web(ウェッブ)のサングラス このサングラスをプロデュースしているのは、フェラーリの社長であるルカ・モンテゼモーロ氏と、 J.P. トッズ氏で、もともとドライビンググラスとして考えられたモノだった。
|  |  |
 |  | |  |  |  |  | 自動車の未来がここに GM GM ブースの中から、キャデラック、シボレー、サーブをメインにお届け。意欲的なコンセプトカーから市販間近のクルマまで盛りだくさんのブースから気になるクルマをピックアップしてみました。
|  |  |
 |  | |  |  | キャデラック Photo Gallery マッチョなボディに大排気量エンジンというアメリカを代表する 2 シータースポーツカーが第 6 世代となってやってきた。今回は試乗記に先駆けて、その美しいボディーラインとインテリアをフォトギャラリーで楽しんでください。
|  |
|