 |  |  | | | 「小さな闘牛、現る」ランボルギーニ・ガヤルド | |  | 全長たったの 4.3m! そのコンパクトさが信じられないのは、 由緒ある闘牛だけが放つオーラのせいかもしれない。 小さな肉体に秘められた圧倒的なポテンシャルを垣間見た。 |  | 文=五味康隆 写真=河津秀昭(VividCar)
|  | |
|  |  |  |  |  |  | 五味康隆 [モータージャーナリスト] |  |  |  | | さわやか?で、素直?な性格のボク。試乗会でも思った事を包み隠さず言ってしまうからか、メーカー担当者から「辛口の五味さん」と言われ、ちょっと傷ついた今日この頃・・・ |  |
|  |  |  |  |
 |  | |  |
 |  |  |  | 【左】インテリアトリムはレザー 9 色、アルカンタラ 5 色、カーペット 4 色から選択可能。 【右】メーターパネルには車両情報などの他に e-gear のギアポジションが表示される。
|  |
|  | 実用性も考えられている
ドライバーズシートに座ってみてまず感じるのは、包まれ感が強いということだ。安心感にもつながるこれは、メンタル面でのスポーツ性能を左右する。そのトレードオフとして見切り性能は良いものではないが、車幅感覚をつかんでしまえば街中での走行も問題ないし(物理的な限界は別にして)、高速道路などのハイスピードレンジでは安心感があってとても走りやすい。さらにアイポイントの低さから自然と遠くを見る目線になるあたりは、やはりスポーツカーの何たるやを知っているメーカーの設計である。チューニングカーなどの後付けバケットシートによる目線の低さとはまったく違い、設計段階から考えられている最適なポジションだから、ステアリングの高さやボタンなどが適正位置にあって操作性が損なわれない。
スーパースポーツカー特有の速度感のなさには、車両の安定感が大きく影響している。意外なほど乗り心地は良いいくせに、フラフラ感やフワフワ感といったタイヤの接地圧が変化するような感覚が一切ないのだ。いつも安定したグリップ感がステアリングを通じて伝わってくる。これは車重に合わせたバネレートとバネの遊びを制御するダンパー、そしてタイヤサイズのマッチングの良さから生まれるものだ。某テストコース内での 200 km/h 走行は高速道路の 120 km/h ほどにしか感じられず、レースカーのようにスピードメーターに視線を落として初めてそのスピードに気づくといった感じだ。危険といえばそうかもしれないが、実速度と感覚がズレてしまうのもスーパースポーツならではの性能、なのかもしれない。
試乗車はパドルシフトモデルの e - gear だったが、溢れ出すトルクのおかげで滅多にシフトチェンジすることなく加速できてしまう。高速道路は 6 速 2000 rpm 以下からもスムーズに速度が乗り、加速中は周りのクルマが障害物に感じられるほど。1900 mm の全幅はけして小さくはないが予想外に小回りも効くので、ムルシエラゴに比べたら街中だろうが路地裏だろうが、道を選ばず走れてしまう気分になる。やはりスーパースポーツといってもクルマはクルマ。足として使える実用性がそれなりになくては飾りモノになってしまいかねない。「ちょっとコンビニにでも・・・」そんな使い方もできそうなほど、ガヤルドは扱いやすかった。
|
|  |  |  |  |  |  |
|
|  |
 | |  |
 | |  |
 | |  |
|
|  |  |  |  | |  |  | 片山右京ロングインタビューその 1 元 F1 パイロットにして登山、自転車での日本縦断、市民マラソン大会の主催など、他のどの元 F1 ドライバーとも一線を画す片山右京とは一体どんな人物なのか ?
|  |
 |  | |  |  | イタリアの要所 ランボルギーニのお膝元でもあるイタリアはボローニャから渡辺特派員お届けするリポートの最終回です。
|  |
|