 |  |  |  | 2004/10/27 |  |  | それは熟成 Ford Focus 2004 |  |
| | 新型フォーカスがついにデビュー! | |  | 現行のフォーカスは、なんと全世界で 400 万台が売られるほどの 超ベストセラーモデルだ。新型フォーカスは偉大なる先代、 つまり現行モデルを超えることができるのだろうか? まだ見ぬ実車をイメージしながら編集部で座談会を行った。 |  | 文のまとめ=河津秀昭(VividCar.com) 写真協力=FORD MOTOR COMPANY
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|  |  |  |  |  |  | 河津秀昭 [VividCar元編集員] |  |  |  | | 最近かなり真剣にクルマを探しています。欲しくなるクルマは、実際買えないものばかり・・・次のクルマは何にしようかな? |  |
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 |  |  |  |  |  | | 大勢の来場者で賑わうフォード・ブース。3 ドア、5 ドア、ワゴン、そして 4 ドアもあわせて公開された。 |  |
|  |  | 新型フォーカスがついにデビュー
フォード フォーカスは、編集部が追い続けているクルマであることはご存知の通りだろう。これまでに試乗記や読者イベントなど、多くの記事をお届けしてきたわけだが、その中でも注目し続けている理由のひとつに「走りの良さ」がある。
これはフォーカスだけでなく、「モンデオ」や「フィエスタ」といった欧州フォードが手がけるヨーロッパ・カーラインのクルマ全体にも当てはまる。とにかく、走りに対して一切の妥協を排した作り込みには、試乗するたびに感心させられてしまうのだ。
そのヨーロッパ・カーラインの中核を担うフォーカスの新型モデルが、パリ・サロンことパリ・モーターショーでついにデビューした! ちなみに、現行のフォーカスは全世界で 400 万台を売り上げた超ベストセラーモデル。世界中で評価された理由のひとつは、やはりライバルに対して秀でた走りの良さなのである。
発表された新型フォーカスの走りはもちろんのこと、多くのことが気になって仕方がない編集部は、さまざまな資料を集めて編集部内で座談会を行ってみた。
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 |  |  |  | | 前輪の操舵に合わせてヘッドライトを動かすアダプティブ・ヘッドランプ・システムが採用されている。 |  |
 |  | | Bluetooth を利用した携帯電話のハンズフリー機能に加え、オーディオ、エアコン、ナビを音声で制御するボイスコントロールも用意されている。 |  |
|  |  |  | より洗練された
河津:ついに新型フォーカスがパリサロンで姿を現したね。気になる走りを、の前にまずは概要を簡単に見てみようか。
斉藤:欧州仕様のボディサイズは、全長 4342 全幅 1840 全高 1447 となってるね。現行と比べると全長が約 170mm、全幅が 130mm、ホイールベースが 25mm 拡大されてる。全高だけ 33mm 低くなってるね。
ヤマダ:C セグメントのライバルたちと比べても、ボディサイズは最大だし、ホイールベースも BMW 1 シリーズに次いで長い。おそらく室内空間も最大級でしょう。デザインは力感があっていいよ。
河津:流行をうまく取り入れながら、しっかりと「フォード」「フォーカス」っていうアイデンティティを表現できているね。
斉藤:何というか、クーペっぽい?みたいなスポーティさがある。フォルムのオリジナリティもあるし。それでいてトランクの容量も 385 リットルと、ライバルと比べても最大級。パッケージングは相変わらず優秀だよ。
ヤマダ:オリジナリティは認めます(エラそうですが)。フォードの場合は C-MAX の流れで一本スジができつつあるし。
河津:そうそう、ブランドの統一感って大事だよね。その点よくできてると思う。ヨーロッパ・カーラインの統一感がより高まった気がするね。それでは続いてインテリアを見てみようか。モンデオ風になったというか、C-MAX 譲りの正統派のインテリアになったよね。
斉藤:クオリティも上がってるようだし、スポーティで、現行と同じく使いやすそうなインテリアだね。
ヤマダ:そのへんは欧州車ですから。往年のベンツよろしく、ちゃんと考えられてます。それにしても綺麗にまとまってるしクオリティも高そう。インテリアは現行と比べると随分変わりましたが、新型も現行同様エクステリアとのバランスがしっかりとれてますね。
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 |  |  |  |  | | ガラスの厚さをアップし、二重ドアシールの採用、軽量発泡遮音材の採用などにより、トップクラスの静かさを実現 |  |
 |  | | 電動パワーステアリングも一部グレードに新たに採用された。 |  |
|  |  | さらに磨かれた走り
河津:それではお待ちかねの本題。やはりフォーカスといえば「走り」だよね、新型はホイールベースが 25mm 長くなっているけれど、トレッドも 40mm 拡大されているらしい。これはポイントかもね、走りは一段と磨きがかかってそう。
斉藤:フロントサブフレームは新設計され、リアサスも改良されてるみたいだよ。あれだけしっかりしている現行と比べても、ボディのねじれ剛性が 10% もアップしているし期待できるね。
ヤマダ:レーザー溶接でボディ剛性がウンヌンとか、サスペンション形式がウンヌンてことも大事だけど、そのチューニングが重要ではないかと。となると、フォードは現行のフォーカスでかなり高いレベルのことやっていたんだと思います。現行フォーカスの走りはかなりいいですから。あくまでシロウト意見ですが。
河津:そうそう。そもそも基本がしっかりしているうえに、緻密なチューニングをすることで、あのレベルの高い走りが完成しているんだよね。
ヤマダ:新型のエンジンのラインナップは、1.4、1.6、2.0 のガソリンと 1.6、2.0 のディーゼルでしょ。順当に行くと、1.6 と 2.0 のガソリンが導入されるよね。
河津:1.6 リッター 115ps の新型エンジン「デュラテック Ti-VCT」がかなり気になる。いわゆる可変バルブシステムだよね。細かいスペックはわからないけど、燃費は最大 5% 改善されてるらしい。
ヤマダ:個人的には、やっぱゆとりのある 145 馬力の 2 リッターがいい!大型化している C セグメントで 1.6 リッターは正直ちょっと・・・。
斉藤:そうかな?たしかに 2.0 には余裕を感じるけど、現行の 1.6 も良いと思うよ。あの軽快なフィールは良いよね。
河津:そうだね。いずれにせよ乗ってみないとわからないけど、現行の走りの良さを考えると、それがさらに改良されているのは間違いないのだから、新型の走りも相当期待できるよね。早く試乗したいな。
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 |  |  |  | フォードのどのモデルよりも低められたノーズ、先代比 −33mm のルーフライン、傾斜が増した A ピラーは走りの性能を十分に期待させてくれる。
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|  |  |  | 現行フォーカスをあらためて考えてみる
という感じで座談会は終わったのだが、やはり「走り」のことが気になってしまう。なぜなら、フォーカスの安定感と軽快感を高いレベルで両立させた走りの性能は、今日までこのクラスにおけるベンチマークとなっているからだ。
もちろん新型フォーカスは、定評のある堅牢なボディと優秀なサスペンションに一段と磨きをかけているに違いなく、その走りが期待を裏切ることはないだろう。しかし、日本導入はまだしばらく先の話。おそらく来年の後半になるはずだ。そこで、現行のフォーカスを改めて考えてみるとどうだろうか。
これまで何度もお伝えしてきたとおり、現行フォーカスは極めて高いドライビングクオリティをもっている。デビュー以後、ライバルメーカー各社はフォーカスに追いつけとばかりに走りの性能を追い求めてきたが、確実にキャッチアップできたクルマがあるかといえば、そうそう見当たらないのが現状ではないだろうか。デビューからすでに 6 年が経ったいまも、フォーカスが打ち立てた走りの性能基準は、ライバルたちに抜き去られるどころか逆にレベルの高さ、凄さを増しているように思う。
まだ見ぬ新型モデルの存在はたしかに気になる。だが、いまなお一線級の走りをみせる現行フォーカスの魅力はまったく失われていないのだ。
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|  |  |  |  | |  |  | 日下部保雄が語るフォーカスの魅力 新型フォーカスの魅力とは一体何なのか。新旧フォーカスを乗りつくしたモータージャーナリスト、日下部保雄氏のオフィスを尋ね、詳しく話しを伺った。
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