file1052
vivid_mark_s
driveimpre298DRIVE_212.jpg
bu_homebu_weeklybu_indexbu_back
Page 1/1 |
vividsearch2
search_car2
search_article2
tab_star2004/11/01tab_endカッコイイクーペにグラリ
「真のラグジュアリークーペ」BMW 645Ci
斬新なデザインを身に纏い、14 年ぶりに復活した 6 シリーズ。
BMW 自慢のハイテクを満載した 645Ci に試乗した。
文=河津秀昭(VividCar.com) 写真=斉藤 敦(VividCar.com)
tab_face
河津秀昭_プロフィール_写真Sicon_home河津秀昭
[VividCar元編集員]
最近かなり真剣にクルマを探しています。欲しくなるクルマは、実際買えないものばかり・・・次のクルマは何にしようかな?
BMW_645Ci_1.jpg
BMW_645Ci_2.jpg
従来のスチールの他にアルミや樹脂を組み合わせた「インテリジェント・ライトウェイト・テクノロジー」により車重の増加を抑えている。



14 年ぶりの復活

折れてしまいそうな華奢なピラーや逆スラントのノーズなど、シンプルながらも存在感抜群のスタイルで「世界一美しいクーペ」と呼ばれた偉大なる先代。その遺伝子を引き継ぎ、14 年の時を経て復活した現代の 6 シリーズには、BMW 自慢の最新テクノロジーがギッシリと詰まっていた。

◇ ◆ ◇

私の前に現れた 645Ci は、想像以上にグラマラスで美しいボディラインを描いていた。写真で見た限り、のっぺりとしたクルマを想像していたが、実車は大きく違っていた。最近の BMW にありがちな、好き嫌いがハッキリと分かれるデザインだとは思うが、個人的にはかなり惹かれるカタチのクルマだ。

ワイド&ローなボディは、ベースとなったセダンの 5 シリーズよりも 10mm 短く、10mm 広い。ほぼ変わらない大きさでありながら、あくまで 2 人乗りであるところがなんとも贅沢だ。タイトではなく、かといってゆったり広々といった感じでもない包み込まれるような空間を 2 人で楽しむためのクルマなのである。定員は 4 名となっているが、リアシートは非常用と考えておいた方がいい。

ちなみに、BMW の高級大型クーペといえば、8 シリーズの存在も忘れてはならない。1990 年にデビューしたこのクルマは、先代 6 シリーズの後継モデルと見ることもできるが、ベースとなったのが 7 シリーズであることからも血統的には別モノである。

BMW_645Ci_4.jpg
MD/CD プレーヤー付き AM/FM ステレオと、6 連奏 CD チェンジャー、180W、8スピーカーを誇る BMW HiFiスピーカー・システムによるサウンドは素晴らしいのひとこと。大型のサンルーフも標準で装備される。
BMW_645Ci_3.jpg
試乗したのは 6 速 SMG モデル。日本には導入されていないが本国には 6MT の設定もある。

最新テクノロジーの恩恵

走りのインプレッションの前に、最新テクノロジーの数々を簡単に紹介しよう。6 シリーズには、アクティブ・ステアリング、DDC(ドライビング・ダイナミック・コントロール)、ダイナミック・ドライブ、ランフラットタイヤが採用されている。これらは、5 シリーズ、7 シリーズ、Z4 で既におなじみの技術ではあるが、6 シリーズではそのすべてが組み合わされているのがポイントだ。

走り始めるとすぐに感じるのが、低速時のゴツゴツとした硬さ。おそらくサイドウォールの硬いランフラットタイヤによるものだが、速度を上げていくほどに気にならなくなり、高速道路では高い直進安定性とフラット感に満ちた気持ちのいいクルージングを楽しめる。静粛性も文句なしだが、アクセルを踏み込むと聞こえてくるサウンドには思わず力が入ってしまう。0−100km/h 加速を 5.6 秒でこなし、紳士協定(スピードリミッター)の 最高速 250km/h に楽々と到達する 4.4 リッター V8 エンジンは、当たり前のようにパワフルで、回転フィールの上質さも申し分ない。DDC を作動させると、アクセルレスポンス、シフトパターン、ステアリングのアシスト量も変わり、よりダイレクトでスポーティーな走りを楽しむことができる。

試乗の際に首都高を走る機会があったのだが、アクティブ・ステアリングとダイナミック・ドライブの恩恵は大きく、ほとんどロールを感じさせずにコーナーを駆け抜けていく。クルマのサイズと車重を考えれば驚異的ともいえる軽快さだ。残念ながらアクティブ・ステアリングをワインディングなどでしっかりと試すことはできなかったのだが、特筆すべきはそのシステムの存在を一切感じさせないことだろう。違和感のない自然なフィーリングを実現している。

総じて走行フィーリングはかなり良い。とくに高速域は抜群に気持ちよく GT カーとして超一級の仕上がりをみせる。完成度の高さゆえ、低速時にもう少ししっとりとしたフィーリングがあれば最高なのに・・・と考えてしまうのは欲張りすぎだろうか。

◇ ◆ ◇

1000 万円を超える価格なのに、現実的にはこのボディサイズで 2 人乗りという 645Ci は、やはり贅沢このうえないクルマである。抜群のパワーと軽快な走りは見事なまでにバランスされており、そこに 6 シリーズの名に恥じない美しいデザインが加わるとなれば、BMW が謳う「駆け抜ける歓び」をこれほど存分に味合わせてくれるクルマは他にないといえるだろう。




onSubmit="popUp('','EnqPage')" target="EnqPage">



BMW_645Ci_500.jpg
tab_cars_b
BMW645Ci-m.jpg
data
BMW 645Ci
tab_data_b
BMW645Ci_Cabriolet-s.jpgBMW 645Ci Cabriolet
tab_links_b
BMW.jpg
BMW Japan
http://www.bmw.co.jp/
BMW のオフィシャルサイト
recommend
bmw1s_1_00.jpg
BMW の新顔、1 シリーズに乗る <前編>
BMW のこだわりが詰まった新型モデル「 1 シリーズ」に試乗。言葉ばかりのプレミアムとは違う、本物のプレミアムがそこにはあった。
TMS_BMW_010.jpg
精巧そしてプレミアム BMW / MINI / ALPINA
プレミアムブランドを世界規模で推進している BMW。今回の目玉は、ニュー 6シリーズでしょう。ハイ!
AlfaGT_s.jpg
新型スポーツクーペ「アルファ GT」に試乗
遂に日本に導入されたアルファ GT。編集部 斉藤と河津の評価はいかに。
Z4_M_ロードスター_000.jpg
走り好きにはたまらない!『BMW Z4 M ロードスター』
標準モデルのマイナーチェンジに合わせてデビューした BMW Z4 M ロードスター。その本質はどこまでも硬派。トコトンまで走りを重視したその作りに脱帽した。
BMW325_thumb.jpg
「スポーツ・セダン」 BMW325i
クルマに対する基準を見直すために、7 年の開発期間を得て BMW の最近のモデルチェンジラッシュの最後の飾る 3 シリーズの中核である 325i に基準を求めてみた。
bmw7_00.jpg
「不変の魅力」BMW 745i
BMW の旗艦、7 シリーズに試乗。ハイテク満載の個性派高級セダンに乗って「男子にとっての BMW」を考えてみた。
Copyright (C) 2001-2007 VividCar.com. All rights reserved.
bu_homebu_weeklybu_indexbu_back
Page 1/1 |